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Ⅰ ~湖底の洞穴~ Ⅱ ~謎の地下洞窟~ Ⅰ ~湖底の洞穴~ GM: 湖の底の空洞に辿りついたところからです。目の前には、光が漏れ出ている跳ね扉があります。 麗華: ハネ扉に罠がないか調べてみたい GM: 知性+ 罠 、目標値18でどうぞ。視覚を伴うのでペナルティ-2です。 (ダイスロール) 麗華: 4+3+6(3D6 2 3 1)-2 = 11 結構厳しいな GM: 何の変哲も無いただの扉ですね。 トレミー: 出目が死んでいる…… 麗華: 判定値から既に18は行けるかどうかギリギリのラインだったという 才霞: 「……どう?今度は大丈夫」恐る恐る トレミー: 罠は持ってないしなぁ 麗華: 「良くわからないわ」 麗華: (流石にひふみだと自信なくす) 矢千代: 「ふむ……だが前の例もあるからの……」 麗華: 「何か気付いたこと、他にある?」 トレミー: 「別の誰かに調べてもらうしか」 才霞: 「……今度はやだよ?」 麗華: 「(また足を引っ張ってしまったわ……)」 トレミー: 「罠なんかどうでもいいことだから覚えてるわけないし」 トレミー: GM、技能無しでも判定は可能? GM: 感知 で代用判定ができますが、-5のペナルティとなります。 トレミー: 視覚と合わせて7下がるときたか トレミー: 流石に無謀。 才霞: 8+3-5-2+3d6 とりあえず、振ってみよう…… 矢千代: クリティカルがあるじゃない…… GM: ファンブルもありますけどね (ダイスロール) 才霞: 8+3-5-2+9(3D6 3 4 2) = 13 とりあえず、振ってみよう…… 才霞: だめぽ トレミー: ダメ元でやってみるしか無いか 才霞: 「んー……わっかんない」じーっ トレミー: 1+3D6 感覚が8.知覚は技能がなくても触れるからそのまま。で、-7 (ダイスロール) トレミー: 1+7(3D6 2 2 3) = 8 トレミー: 「……分かるわけない」 矢千代: 「ふむ……仕方ない、ちょっと見てみるかの」 矢千代: 照妖使っちゃおうかしら…… 才霞: 安牌だねー 矢千代: 使うかぬぇ 矢千代: 照妖使いたいです GM: どうぞー (ダイスロール) 矢千代: 9+5+12(3D6 5 6 1) = 26 矢千代: でたー GM: まず、この空間に非常に強力な[禁則結界:水]がかかっています。辺りに水気がないのはそのせいのようです。 GM: また、扉の向こうからの光は地底の洞窟と同じ性質のもののようです。 GM: 3d6 (ダイスロール) GM 13(3D6 5 4 4) = 13 GM: ふむ……あとは特に何もありませんね。 才霞: 「ど……どう?」←ひどく疑り深くなってる人 GM: 神術・陰陽術知識 を振ってみてください。成功すれば禁則結界がどの程度の強度か検討をつけられます。 矢千代: 「……ひとまず扉には何もかかってなさそうだの……たぶん」 (ダイスロール) 矢千代: 9+1+11(3D6 4 2 5) = 21 GM: 禁則結界の達成値は40です。 トレミー: 無茶を言う!? 矢千代: いやこれは破魔撃っても消えないから安心してねという 才霞: 「開けて……だいじょう、ぶ?」扉をじーっと見つめて 麗華: 扉周辺は土? GM: 土です。 矢千代: 「あまり触りたくはないし……何かぶつけてみるか?」 あたりをキョロキョロしながら GM: おっと、壁と天井は土ですが、扉のついている地面は石でした。 才霞: 「じゃあちょっと検証してみようか」銃を構えて、扉にショットを撃ってみよう 麗華: 「それで破れるの?」 トレミー: 「さぁ……」 才霞: 「物は試しだよ。さすがにこれで気絶はしなさそうだし……」ドガガガガガガ トレミー: (すっと距離を置いておく) GM: とりあえずダメージを出してみて下さい。 (ダイスロール) 才霞: 13(5D6 1 1 4 4 3)+8 = 21 才霞: 出目ぇ GM: 流石にそれは壊れませんね…… 麗華: 撃ち終わった後の扉の様子は? 才霞: 何かバチバチ言ってたりする? トレミー: 累積なのか、まとめてなのか GM: ルール的には遮蔽です。見たところはショットを撃たれるがまま、大分ボロボロになっています。 麗華: 「破れそうね……。残りは私が」 麗華: 扉の大きさどのくらい? 才霞: 「今度は大丈夫っぽいね……壊しきれなかったけど」フッと銃口に息を吹きかけて冷まし GM: 2m四方くらいですね。 矢千代: 「うむ、このまま壊せるとよいの」 とか言いながら後ろへ後ろへ 麗華: 「……そのまま壊すか」雷ショットで。 麗華: ダメージ出してよい? GM: どうぞ (ダイスロール) 麗華: 9+14(5D6 3 1 3 1 6) = 23 一撃。 麗華: これは多分戦闘から出目が良くなるって意味だと思うよ、多分そうだよ GM: その一撃で扉の鍵が破壊され、その瞬間勢いよく開きます。……距離を置く宣言をしていない麗華と才霞は幸運判定をどうぞ。 (ダイスロール) 麗華: 9+9(3D6 3 4 2) = 18 麗華: 悪くはない。悪くは。 才霞: 幸運は意志だっけ 麗華: 感覚でも可 (ダイスロール) 才霞: 8+13(3D6 5 3 5) = 21 才霞: せーふっぽい GM: 射程内からの完全な不意打ちが成立。ツイていない方の麗華めがけて扉から弾丸のように飛び出した物体――先端にパンチンググローブがついた木の棒が直撃します。ばいーん。 (ダイスロール) GM 4(1D6 4) = 4 (ダイスロール) GM 11(4D6 4 2 2 3) = 11 GM: 11点のダメージが入ります。どこに当たったかはご自由にどうぞ。 才霞: 「同じ手は二度喰わないよーっ!」吸血鬼流しゃがみがーどっ 麗華: 「……」無言でアッパーカットの洗礼をあごに受ける 麗華: 麗華のプライドは既にボロボロである。 トレミー: 「いや、感覚などに頼るのは私らしくないが、嫌な予感はするものだ」 才霞: 「せーふ……だ、だいじょぶ?」ぺちぺちと麗華の頬を叩いて 麗華: 「大丈夫なわけない。大丈夫なわけないってば」涙目。 才霞: 「ほ、ほら、中に入ってお返ししてあげようっ」慰めにならない慰め 麗華: 「ごめんなさい……いつも足を引っ張ってるの私ばっかりで……」 矢千代: 「ず、ずいぶんと愉快なものが仕込んであったな……っ」 笑うの我慢してぷるぷるしてる 麗華: 矢千代の足元に雷を軽く(当てないように)落として、 矢千代: 「うおわっ、な、何をするか驚いたじゃないか!」 麗華: 「怪盗が一番嫌うのは、プライドを穢されることなのよ……」顔がだんだん怒りの表情に変わっていく。 トレミー: 「(感情というものは押しつぶすものだというのに……)」(背中をぎゅーとつねっている。笑いを堪えるために) 麗華: 「もちろん、きっちり返させてもらう。それだけよ」冷酷な顔……。矢千代も多分見たことない顔だろうなぁ。 麗華: ※トレミーが笑いをこらえているのには多分気づいていない 才霞: 「れ、れっつごー」冷酷な顔に後退りしつつ トレミー: 「ほら、さっさと行くよ。これ以上ここにいても意味ないんだから」 麗華: 黙って降りて行っている GM: グローブが飛び出した後には階段が続いています。 麗華: ※さすがに笑いをこらえてぷるぷるしていたのには我慢ならなかったようです トレミー: 「さぁて、いよいよ本命と遭遇かなぁ。果たしてどういう能力でこうなったのか、どういうふうにその力を拡大したのか。興味が止まらない」 才霞: 「とりあえず、黒幕は五体満足にはならなそうだね……」とことこと降りていこう GM: 階段は一人ずつしか通れないくらい狭いので、順番を決めてください。 トレミー: んー…… 矢千代: 遠見照用がまだ生きてるから偵察はできるよ トレミー: とりあえず、現在HP報告。私42 麗華: HP19/42 霊力28/28 才霞: HP25/36 霊力16/24 矢千代: HP68……えっ、この流れだと先頭じゃないですか…… 才霞: だって矢千代さんはHPに高ランク成長振ってるじゃないですかー! 矢千代: 霊力6だから出来れば後ろのほうで…… トレミー: 階段は上り?下り? 麗華: くだりだな トレミー: HPが高い方が後ろの方が安定する。ただ、探索役は一番前。……という独自の理論 麗華: ……つまり、どういうこと? 才霞: 階段を降りるのだ トレミー: 階段を降りるじゃん? 上から落石が来た時に一番被害を被るのはいちばんうしろ。だから、一番後にHPが高いのを置く。 麗華: そうか。確かに上は禁域結界の水…… トレミー: 何があるか分からないのでーす 麗華: いつ結界が切れて水が落ちてきてもおかしくないといえばおかしくないな 才霞: んー、じゃあ仕方ない。先陣を切るか……階段って暗かったりする? 麗華: 明るいはずだろう疑似太陽のおかげでペナが出るほど…… GM: はい、明るすぎます。 才霞: ですよねー! ええい、つっこめー トレミー: 「どうせ意味ないけど……」遮光用グラス装着。データ的に意味が無いのでペナルティ覚悟のフレーバーのみ 麗華: 中ほどにいることになりそうだ……前から2番目おk? トレミー: 私は後ろから二番目かな。 矢千代: しんがり? トレミー: がんばれ殿 才霞: じゃあセンスオーラで場所感知しておくかな…… 麗華: 通常感知だけしておきたいです 才霞: パーティメンバー除外で半径15m感知だっ GM: どうぞ。 (ダイスロール) 才霞: 8+3+1+12(3D6 6 4 2) = 24 (ダイスロール) 麗華: 9+2+9(3D6 6 1 2) = 20 気になったので感知。 GM: 遠見使ってから10分ほど経っているということで、霊力1回復しておいて下さい GM: [センスオーラ]:気配は無いです 感知 :下の方から水の流れる音がしています。 才霞: 「あれ、反応なし……まさか、ここにもいない、とか……?」しげしげと機械の画面を見て 麗華: 「下から水の音。水のない範囲の終点かもしれない」 トレミー: 「15m以内にいないだけで、16m先にいるかもしれない GM: 10フィート棒では分からないが11フィート棒があれば的な? 才霞: 「まあ、調べてからでも遅くないか……罠に気をつけてねー」とことこ降りていく GM: では、改めて順番と大まかな間隔を申告して下さい。 麗華: 距離を取るか、詰めるか……? 才霞: 先頭一番 明るいだけで気温は変化なしっぽいから赤外線スコープを装着しておこう 麗華: 2mほど離れて2番目行きたい、水の音がどうしても気になる トレミー: 私は動かないよ。どうせ何も出来ない 矢千代: 前から3m位あけてついていこうかな 多分いちばんうしろ 麗華: ←前 才霞 (2m)麗華 トレミー (3m)矢千代 かな? トレミー: だね 才霞: かにゃ 矢千代: うい GM: 了解しました。一応、ぎゅうぎゅうで手間はかかりますが前後の交代はできるものとします。 トレミー: ままでいいでしょ GM: では、出発進行。 GM: 階段の中ごろまで来たところで……先頭の才霞は感覚+ 感知 をどうぞ (ダイスロール) 才霞: 8+3+12(3D6 3 3 6) = 23 ぴきぴきーん GM: 十分ですね。少し先の階段が一段欠けていることに気付きます。また、僅かに魔力の気配がしますが、感知判定なので方向などはよく分かりません。近くに何かあるような気がするといった感じです 才霞: 「すとーっぷ。階段が一段欠けてる……ほんでもって、何か魔力っぽいのがどっかにある感じ……」赤外線スコープに反応は無しね? 麗華: 「階段が欠けているって、矢千代聞こえた?」 GM: あと、赤外線スコープを通しても特に無いですね。あと、太陽光が強いのでスコープを通しても視界は悪いです。 矢千代: 「魔力とな?ちょっと待っておれ、今行くぞ」 むぎゅー GM: かわいい 才霞: 「わっとっと、ちょっと、急に押さないでよっ」壁際に押し付けられほっぺたぎゅむぅ 矢千代: 見えるところまで行ってみよう GM: やちよちゃんが見るとですね、欠けている階段のひとつ先の段から反応があります。踏んづけると半径5mに渡って光属性ダメージが入るトラップがありますね 矢千代: 「むむ、確かに罠が仕掛けてあるようだの……よく気がついたな」 トラップについてかくかくしかじか トレミー: 「ふむ……飛べばいいの?」 GM: 欠けている段を不注意にも一段抜かしで飛び越えると、その先にあるトラップをカチリ……てなる寸法のようです。 才霞: 「うわぁ、危なかった……気づかずに踏んづけてたらまた……」 麗華: 「……(私が先頭に立ってたらまた足を……)」ため息をついて「踏むと誘発するなら浮いて移動するにこしたことはないでしょ」 才霞: 「というか、常に浮いてたほうがいいかも……?」ふよふよ 麗華: 「そうね」ふわり トレミー: 「……ブービートラップがあったら笑ってやる。私が言ったんだけど」ふわ 麗華: トレミーを一瞬睨みつけておこう。 トレミー: 「そこで睨まれても困るわ」 麗華: (トレミーってここまで食えない悪魔だったかな……) 矢千代: 「頭をぶつけそうだの……よいしょ」 才霞: 「上からの罠にも気を付けないとねー……」ふよふよ、きょろきょろ トレミー: 「なんとなく考えは読めるけど……。ぶっちゃけ罠なんか興味ないから……」 GM: そのまま進んでいくと、階段の先に開けた空間が続いています。 麗華: 見た目何があるか知りたいな 才霞: 体温反応とかはあるかしら? GM: 体温反応はありません。 矢千代: 照妖だとどんなかんじだろ 才霞: 「何か妙な感じ……開けた場所についたよ」警戒しつつちょっとだけ近づいてみる GM: 部屋の中央には激しく渦を巻く水が張ってあるプールがあり、その中央には細い木の橋がかかっています。その手前には立て看板があり、奥には強い光を放つ扉が見えます。 麗華: プールの広さはどのくらいか分かる? トレミー: 「やっと本命?」 才霞: 「看板……?」読んでみよーっと 矢千代: 「む、またわけの分からないところに出たようだの……」 きょろきょろと部屋の中を見回す トレミー: 「……でもないか。どんだけ焦らすのか……」 GM: プールは水深5mほどありそうです。すごい勢いで渦を巻いており、入ったらあっという間にシェイクされるでしょうね。 GM: 立て看板には、「このはしわたるべからず あいことばをもっておうごんのとびらはひらかれん」と書いてあります。 才霞: 「はしがだめなら真ん中を……」 GM: 照妖では、奥の扉が地底の扉と同様の反応を示します。 トレミー: 「そんなとんちな問題ここで出す?」 麗華: 「相当な水ね……言うと思ったわそれ……」後半は才霞に向けて トレミー: 「しかし、落ちたらこりゃやばそうね…… 才霞: 「さすがにこの渦は河童でも泳げなさそうだしね……」葉っぱでも流してみよう 麗華: 「落ちなかったところで、合言葉は誰も知らないでしょ。今まで黒幕にも、その手下にも遭遇していない。これもおかしな話だと思うけれど」 GM: 葉っぱを入れた途端、渦に巻き込まれて見えなくなってしまいます。 トレミー: 「……ここにこんな堂々としたもの置いてあるってことはこの先にいるんでしょうね。黒幕」 麗華: 「留守でなければいるでしょうけれど。この頭の悪い看板は……」全部平仮名。なんか嫌な予感しかしない 才霞: 「うわぁ……こりゃ駄目だよ。最後の関門、かぁ……」 矢千代: 「あの扉をこじ開けるのは流石に手間取りそうだしの……さてどうしたものか」 麗華: 「矢千代、太陽の畑に最初に行ったとき、何か合言葉らしきものを聞かなかった?」 矢千代: 「むー……どうだったかの……」 麗華: 「確かあの時、"憧れの太陽"なんていうフレーズがどうとか」 トレミー: 「憧れの太陽?」 麗華: 「まぁ、聞いた覚えがないなら仕方ないんだけれど」 才霞: 「なにそれ?」渦を見つつ 麗華: 「なんだ私が気になってただけか……」 GM: 麗華がそれを口にした数秒後。奥の扉はゆっくりと開きます。 トレミー: 「……シンプル」 才霞: 「開いたー!」がびーん 麗華: 「……多分地底の扉も同じキーワードだったのね。飛んだ損したわ」 矢千代: 「む、なんだ簡単に開いたな」 ちょっと拍子抜けした感じで トレミー: 「ま、とっとと行きましょう……って、橋はどうすんだろ。本当にとんち聞かせて端通ってみる?」 才霞: 「飛んでいけばいいじゃん」 トレミー: 「それもあるわね……でもこんな看板立てて飛行対策……でも殺気もしてなかったか……」 麗華: 天井をちょっとチェックしておきたい。特におかしな点がないか トレミー: あ、さっき GM: 知性+罠でどうぞ。ボーナスで判定値+2。 麗華: なんだ光ペナ帳消しなだけじゃないですか (ダイスロール) 麗華: 4+3+2-2+9(3D6 5 3 1) = 16 だけどチェックする 麗華: 報われねー…… GM: 特に何もありませんね。 才霞: 「問題ないー?」ふよふよ 麗華: 「ありそうな気がしたんだけれど……。また見つからなかった。ない確信が持てるかと聞かれたらノーね」 才霞: 「んー……まあ、ここにずっといても仕方ないし、行くしか無いね」 トレミー: 「……やれやれ、堂々と行くしか無いか」 トレミー: 「罠があってもその先への興味で私は痛くないから」 才霞: 「つっこめーっ」ぽぴゅーっと扉の前へごー 麗華: 「はぁ……」信用なくしてるなぁとか思いつつ才霞が行くのを見送る トレミー: (しかし、才霞が問題なく向こうに渡れるまでは動く気はない) GM: それぞれ、どうやって行きます? それと順番。 麗華: とりあえず動かない 才霞: 先陣を切って飛んでいくよ!よ!ばっちこーい 麗華: 誰かが渡るのを様子見 トレミー: つまり、才霞が渡れるかを確認するまでは動かない。犠牲になれ! 矢千代: 「術の類は……無さそうだがの。だが何か仕掛けが……ってまた!」 がんばれー(酷 GM: そ、そうですか………… トレミー: 「……ええい、我慢出来ない! 大体ね、ここまで我慢できたのが奇跡! もう無理! 突っ込む! 罠でも来なさいよこら!」普通に飛んで行く GM: では、飛んでいった才霞。感覚+ 罠 ……は無理そうですね。幸運判定どうぞ。一緒に行くならトレミーも。 (ダイスロール) 才霞: 8+12(3D6 5 2 5) = 20 (ダイスロール) トレミー: 8+13(3D6 5 4 4) = 21 GM: では、二人が途中まで飛んで行ったところで[流動・風]が発動します。橋の真上以外に強風が吹き荒れ、飛んでいる者をプールに叩き落そうとします。 トレミー: 「うわぁ!?」 麗華: 風の方向は見てわかる? 才霞: 「うわっぷっ!?」慌ててスカートを抑えるっ GM: 風の方向は分かりますね。まず、橋の左右は真っ直ぐ下に。橋の上の空中はちょうど橋を境に右と左に吹いています。 麗華: 「吹き飛ばしだったのね……」 才霞: プールに落ちちゃうのかしら? GM: つまり、橋の真上を飛んでいても左右どちらかに飛ばされ、そのまま下に吹き飛ばされます。影響を受けないのは橋の上、どの「端」でもない中央を歩いている時だけです。 GM: 身体+ 飛行 で抵抗判定を行ってください。失敗すると風に流されてしまいます。 麗華: 「黒幕も大概にしてよ……。全く持って同じだったなんて」 (ダイスロール) トレミー: 3+12(3D6 4 6 2) = 15 はあああああああああ!皆さんさようなら! (ダイスロール) 才霞: 4+2+12(3D6 6 2 4) = 18 うおー GM: ルールを確認したところ、この抵抗判定は刻符で自動成功できます。今回は振った後でも今使っていいですが……どうします? 才霞: だめなのね…… GM: ええ、まあ…… 才霞: 水棲持ちで水泳スキルも持ってるけど、渦からの脱出は無理かな トレミー: しかたないね。私だけピンピンの状態とか夢見てたし……刻符使うよー 才霞: もう既に一個使ってるから刻符は使いたくない…… GM: 了解しました。ではトレミーは幸運にも橋の上に落下し難を逃れました。 トレミー: 「……あ、あぶなっ……」 才霞: 仕方がない、刻符つかうべ……もう、あと一個しかないっていう 麗華: 追加刻符取っててよかったね GM: では、才霞もなんとか橋にしがみつけました。 才霞: 「あぶなー……河童の川流れにならずに済んだよ……」がしぃ トレミー: 「さ、さっさと行こうか」今度は端っこ通って行ってみる 麗華: 「……端の耐荷重量を考えて、できれば一人ずつ渡るのが理想……。だから端通らないで!」 トレミー: 「……あ、真ん中だっけ」 麗華: 「……そうよ」 トレミー: 「いやぁ、正直さっさと行きたいからねぇ」一度真ん中へ戻ってから 才霞: 「うー……、渦さえなかったら泳いでいくのにー……」とことこ 麗華: 二人が橋を渡り切ってから、麗華も中央を歩いて渡る 矢千代: 「見た目に反して凶悪な罠だの……」 結局何もしてないけど後ろからついていこう 最後かな GM: 橋を歩いていくなら、問題なく対岸に辿り着けます。 麗華: 扉の鍵は既に開いているということでいいのかな? 才霞: 「やっとここまで来たね……黒幕がお待ちかな」 麗華: 「そうあるはずよ。……そうそうお目にかかれない、私をここまでコケにする黒幕が」 才霞: 「事前に準備しておこうっと……」ごそごそと機械を取り出して。バリア使うよー 矢千代: 「これだけ厳重に守っているしの……」 GM: バリアどうぞ (ダイスロール) 才霞: 8+3+1+8(3D6 3 2 3) = 20 才霞: ぎりぎりせーふ。ちょっと低めだけど、まあいいか GM: 扉は既に少し開いています。 才霞: 「結界発生装置だっ」カチっとスイッチを押すと紫の光に包まれるのだ トレミー: 「へぇ……面白い……」 才霞: 「さあ、さすがにこの扉の先に罠……はないと思うから、一気に行っちゃおうよっ」扉を指さし トレミー: 「ん、さっさと行こう」 矢千代: 「そうやって引っかかったら洒落にならんのだがの……」 トレミー: 「その時はその時」 麗華: 「さっきの合言葉で解けているはずよ」 才霞: 「その時は仕方ないねっ行くよーっ」おーぷんせさみー 麗華: 「それ以上罠があっても……まぁ、私がまた」自虐的な笑みを浮かべて才霞に続く 矢千代: 「……まぁそうか。うむ、では先を急ぐかの」 いくかー トレミー: 「おー」(ついていく GM: では、部屋の中。地底の洞窟と同じく、煌びやかな調度品に囲まれて黄金の球体が光輝いています。 麗華: 「この前とやることは同じでいい?」 才霞: 「いいんじゃないかな……でも、誰か居るんじゃない?」赤外線きょろきょろ GM: 地底の洞窟と違うのは、水が張ってない一方で船のミニチュアのようなオブジェが部屋の奥に飾られている点です。 麗華: 「……前に"浮かべると転移結界が動く"って言っていたけれど、これのことかしら?」船オブジェを指しつつ 才霞: 「船かぁ……」 トレミー: 「やるだけやってみればいいんじゃないの 矢千代: 「わからん。が、ものすごく怪しいのは確かだの……」 麗華: 「問題は、ここの水盆に水がないことね……」 トレミー: 「仕組みに興味があるけど、じっくり分解してる余裕もないし。あーおまんまの食い上げ食らってるみたいでいらいらするなぁ」 才霞: 「……船、調べてみる?」 麗華: 「お願いしていいかしら」 トレミー: 「よろしく」 麗華: 「その間、こっちの太陽も潰すから。それでいい?」 才霞: 「よーし、今度こそ頼むよ、ガリレオ君一号……」船のオブジェにアナライズするよー GM: どうぞー (ダイスロール) 才霞: 8+1+1+9(3D6 4 2 3) = 19 才霞: せーふ GM: 単体では意味をなしませんが、魔術的なコードにより何らかの情報が仕込まれています。 才霞: 「うーん、やっぱりアタリみたい。魔術ちっくに何かがあるっぽいよ」べーっと機械から出てきた紙切れを読んで 麗華: 「ここの水盆に水を張るのも一手、地底のあの部屋に戻してみるのも一手、どちらにしろ二度手間ね……」 トレミー: 「コードねぇ……」 麗華: 「さて、太陽を消しましょ……」 才霞: 「ここに黒幕がいると思ったんだけどなぁ……結界が無駄打ちだよ……」 麗華: 太陽消すよ~。 GM: どうぞー (ダイスロール) 麗華: 9+5+11(3D6 5 4 2) = 25 太陽に向けて雷属性消滅 大きさはさっきと同じと考えて50cm GM: 太陽はみるみる小さくなってゆき――電灯のスイッチが切れたかのように消えてゆきました。 麗華: 「灯りがないなら……」 才霞: 「明かりがないなら、光りあれー」腕時計からパッと光が出てきて トレミー: 「ほぉ……」 麗華: あるのか……。 才霞: 文明の利器なめたらあかんぜよー 麗華: 「気が効くわね」 GM: あと、やちよちゃんはミニ太陽が消えた時点で[神懸]ができます。 矢千代: コストは2ですか? GM: です。 矢千代: じゃあ使っておきませう 才霞: 「よーし、黒幕め、くるならこいっ」赤外線スコープ付けて臨戦態勢 矢千代: 「ふぅ、ようやっと眩しくなくなった……む?」 (ダイスロール) 矢千代: 9+5+10(3D6 2 4 4) = 24 トレミー: 「……やっと眩しくなくなった……」(遮光グラス解除) 矢千代: 成功しましたー GM: では…… 背に翼を持つ少女と、ドレスのような衣服を着た少女のシルエットがおぼろげに浮かび上がる。 翼を持つ少女は問う。「本当? この目で地上を――太陽を、見られるの?」 ドレスの少女は答える。「ええ、もちろん。誰よりも高く……どこよりもいい眺めでね。保障するわ」 「なら、お願いします。……私を空に連れて行って。私に太陽を――キラキラと光る、地上の世界を見せて!」 「もちろん。あなたの望みなら、きっと叶えてあげられるわ。……あなたが、太陽になるのよ」 GM: ――場面終了。 矢千代: 「……むー」 唸ってる 麗華: 「どうしたのよ」 才霞: 「気分でも悪いの?」 トレミー: 「平気ならさっさと行くわよ?」 矢千代: 「体調は問題ないぞ。……ちょっと見えたものがあっての」 そしてかくかくしかじか 矢千代: 「……異変を起こした目的かの。状況はよくわからんが」 トレミー: 「……太陽になる?」 麗華: 「……黒幕は二人、人工太陽に限りなく近い位置にいる……というセンがありそうね……」 才霞: 「まだどこかに太陽でもあるのかな……」 トレミー: 「ココの太陽がどっちかなんだろうね」 麗華: 「一度地上に出て、様子を確認したいわね。ここの太陽を消したことで何が起こったのか……」 トレミー: 「それしか無いね。消えてなかったらまた別の方法を考えることにしよう」 トレミー: 「……この仕掛については後でじっくり聞いてみるとしよう」 矢千代: 「うむ、まずは状況を把握せんとな。こんな地底じゃ何もわからん」 才霞: 「行ったり来たりだねー……」 麗華: くだらないことだが、船のデザインはどんな感じ? トレミー: 「仕方ない。後手後手なのは拭えないから」 麗華: 船を持っていきたいが、大きさとか詳しい形状がしりたい。 GM: 大きさは両手で持って運べるくらい。デザインは木組で、船首が高く上を向いているのが特徴ですね。 麗華: 帆船かボートかといったらボートの類かな? GM: ボートです。帆はないですね。 麗華: "太陽没収(2個目) あとボートお借りします Lord White" またカードを落としておく 麗華: 「地上の様子をまずは気にしましょ。そんなに時間はないけれど」船を抱えて 麗華: ……カードはやっぱりボートのあった位置に置いておくということで 才霞: 「じゃあさっさと上に行こうか」橋をわたってもどろー 麗華: 「行きましょ」 矢千代: 「この模型で黒幕のところまで行けるといいの」 外へー トレミー: 「だといいねぇ……」(追いかけ GM: では外に出るということでいいでしょうか 麗華: 出たいね 矢千代: もんだいなしですー トレミー: うむ GM: 四人が外に出ると、先ほどの異常な明るさはなりを潜めています。日陰もくっきりとあります。あと異変と呼べるものはただ一つ。頭上に輝く、沈まぬもう一つの太陽のみ。 麗華: 「だいぶ大人しくなったわね……」 矢千代: 「あとはあれだけのようだの」 空を見上げて トレミー: 「あとはアレだけ……ん、ゴールが見えてきたね」 麗華: 「地底の水盆が入口のはず。早く戻りましょ」 トレミー: 「うん」 GM: いかがいたしましょうか トレミー: そこなんだよねぇ 麗華: まっすぐ地下の扉に向かいたい 矢千代: そんなとこで 才霞: そんなとこでー トレミー: あいあいー GM: 了解しました。では地下洞窟へ場面を移します。ちなみに、現在は日差しが強いだけなので視覚ペナルティは-1です。 Ⅱ ~謎の地下洞窟~ 麗華: 扉前でいったん立ち止まり、ロックの有無を確認したい GM: ロックはかかっていませんね。あと、ここまでの移動に30分程度かかっています。 才霞: 「今度こそ黒幕はこっちにいるのかな……」つっこめ 麗華: 「この船を浮かべれば、また答えが出てくるはずよ……」 麗華: 部屋に、前落としたカードは残っていますか? GM: なくなっています。 麗華: (……気づいていないわけない……そうね。そうこなくっちゃ) トレミー: 「……さぁて、いい加減動きがあるかな?」 才霞: 「とりあえず、さっさと浮かばせてみてよ」 麗華: 水盆に船を浮かべる…… 矢千代: 「さーて、そろそろお仕置きタイムかの」 うぉーみんぐあっぷ 麗華: 「そうだと思うわ。……"年貢の納め時"って言う言葉は割と好きよ」 トレミー: 「……」船の反応を観察中 GM: 船を浮かべると、水が仄かに光を帯びはじめ、神術の陣が浮かび上がり転移結界が活性化します。 麗華: 「ビンゴ……」 才霞: 「この先だね」 麗華: 「ほぼ間違いないでしょうね……」 矢千代: 「よしよし……あとは飛んだ先が土の中とかでないことを祈るだけだな」 トレミー: 「ふむ、そういう可能性もあるか……わくわくするね」 矢千代: 「そこはわくわくするところなのか?……まぁ恐らく問題ないだろうしの」 麗華: 「覚悟を決めておいてほしいわ……。私をここまでコケにしたんだから……」 才霞: 「何がいようが、さっさと倒して終わらそう……」さっさと突入ー 矢千代: 「当然だな。あちこち走りまわらされた分、痛い目を見てもらわないとな!」 テンションあがってきた GM: 全員で突入で構いませんか? 才霞: ごー 麗華: 行こう行こう トレミー: いくよー トレミー: 「……」(腕をブンブン回して、準備体操 GM: 4人が足を踏み入れた結界は、徐々に輝きを増してゆき――ひときわ眩い閃光が走ったかと思うと、4人の姿はすでにそこにはなかった―― 第五章へ続く
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前回 京太郎「ああ……そう……へー」 京太郎「うん、気をつけて」ピッ 淡「誰と話してたの? あの淫乱ピンク?」ヒョイ 京太郎「誰だそれ……。母さんだよ母さん」 京太郎「今日帰ってくるってさ」 淡「…………」マッサオ 咲「…………」ナミダメ 京太郎「そんなこの世の終わりのような顔をしなくても……」 照「み、みんな、おおおお落ち着いて」 京太郎「姉さんが落ち着けよ」 咲「いやぁ……もうお母さんと麻雀打ちたくないよぉ……」グスッ 照「こ、この日のために特訓してきたんだから、かかか勝てるって」 淡「原作的に考えれば、きっと私の方が強いしっ……」 京太郎「メタな話はやめろ」ポカッ 咲「もうやだぁ……! 罰ゲームはやだよぉ……」 照「でもでも、今度は勝てるかも……勝てばお小遣い」 淡「おねえちゃん、この間も同じこと言ってた……」 照「うぅっ」 淡「またお風呂場に連行されて熱いお湯をかけられて体の隅々まで洗われるんだ……」レイプメ 照「ぶくぶくと太らせるために新作のお菓子をお腹にいっぱい入れられるんだ……」ジュルリ 咲「お部屋に連れていかれてフリフリした布を着せられて人形みたいに扱われるんだ……」ガクガク 京太郎「いいじゃん……母さんも出張多くて皆に会えないから寂しいんだって」 淡「私たちはお兄ちゃんの代わりに打ってるんだよ!?」 照「京ちゃんは私が守るからっ……」 咲「お兄ちゃんが打ったら全裸で抱き枕にされちゃうよ……!」 霞「ふんふむ……全裸で抱き枕……そういうのもアリね」 淡・照・咲「「「ギャーーーーーーーー! おっぱいお化けだーーーー!」」」 霞「失礼な子達ねぇ」 京太郎「あ、おかえり……というかさっき電話してきたばっかりじゃん」 霞「うん、玄関先で電話しただけだから」 京太郎「普通に入ってこいよ」 霞「いや……だって心の準備が必要かと思って」チラッ 淡「ま、またおっぱい見せびらかされるんだ……」ガクガク 照「菫みたいに体重気にしないといけなくなっちゃうよぅ……」ガクガク 咲「あはははは! カン、カン、もいっこカン!」マジキチスマイル 霞「ほら」 京太郎「うーん……」 霞「別に京ちゃんと打ってもいいのよ? 私は」 咲「お、お兄ちゃんに手を出さないでぇ……」 淡「どうせヒドイことするつもりなんでしょ! エロ同人みたいに!」 照「すけべぇ……」 霞「反抗期なのかしら……」フゥ 京太郎「まあ母さんが原因だと思う」 霞「もうっ、そんないじわるなこと言う京ちゃんにはお小遣いあげませんからねっ」 霞「その代わり、私に麻雀で勝てたら……」 京太郎「勝てたら?」 霞「私の身体……好きにしていいわよ」ドキドキ 須賀霞「か、母さんを……俺の好きにして、いいの?」ドキドキ 霞「ん……京ちゃんがしたいこと、何でもしてあげる」 須賀霞「なんでも……」ゴクリ 霞「この胸も……くちびるも……そしてここも」 霞「全部、京ちゃんが使っていいから」 霞「赤ちゃんは女の子がいいわね……初美ちゃん、って名前はどうかしら」 須賀霞「お、おれ……母さんのこと……」 霞「京ちゃん……」 京太郎「おい、カメラ止めろ」 咲「やっぱりお母さんは色ボケだよぉ」 咲「私達のオッパイとったのはお母さんに違いないよ」 淡「まったくもって!」 照「すけべぇ……」 霞「うふふ……先にご飯食べようと思ったけど、そんなに言うなら麻雀しましょうか」ゴゴゴ... 咲・淡・照「「「ヒッ……!」」」 京太郎「仲いいなー」 続き
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俺とその子は幼馴染だった。 名前はかすみ。 とても明るくて、よく一緒に公園で遊んだりした。 それが小学生の時の俺の記憶だ。 そのかすみが帰ってくるらしい。 お別れ会、なんてものはなく忽然とかすみは消えた。 引越しをしたのだ、父親の仕事の事情で彼女は家族で遠くへ行ってしまった。 帰ってくる目処は経たないのだと聞いた。 それが8年で帰ってくる。 どうでもよかった。 高校2年になったこの春。 クラス替えと共に編入生が一人。 霞だ。 地元の学校ということもあって俺以外にも霞を知る人間はいる。 といっても、8年ぶりだからすぐ打ち解けるのかどうかはわからないが。 霞は俺の記憶にある8年前と同じく、とても明るく、すぐに友達を作っていた。 そして俺とも。 「ひっさしぶり、結城」 結城、だなんて下の名前で呼ばれることなんて慣れてない俺はとても恥ずかしかった。 だけど昔はそう呼ばれていたわけだし、帰国子女だから名前で呼んだりするのは普通なんだろうか、と色々考えたが。 「えー、いいじゃん。青島くんだなんて変じゃない?」 もう諦めることにした。別にそんなこだわることじゃないと割り切ることにする。 霞は俺の家の向かいだ。 これが理由で昔よく遊んだんだ。 今日は小学校以来に、岐路を共にすることになる。 「じゃあな、霞。また明日」 といって玄関に左手をかけつつ右手をひらひらと。 「うーん…」 と何故か家に入らずこっちを向いて唸る霞。 「何だ?今日は遊ばないぞ?明日休み明けテストってのがあるわけだし」 「そうじゃないよ、うん、何でもないや。また明日ねー」 「ん…、あぁ。」 何か言いたそうにしていたのはわかった、が別に気に留めることもなく明日のテストの勉強に取り組むことにした。 次の日の朝、玄関のドアを開けると…。 「…霞」 「おっそいよー、早く行かないと!」 何故か手を上にあげてオーバーに振る霞が家の前に。 確かに昔は一緒に学校に行ってたけど…。 そして俺たちはテストを受け、岐路につく。 他愛ない話をしながら。 「へー、霞って凄いな」 その内容も覚えてないほどのくだらない会話の最中、この台詞を吐いたときだと思う。 「うーん…」 昨日と同じように何かを言いたそうに唸る霞。 気になる。 「なんだよ、昨日も何か言いかけてたろ?」 「うーん…」 そのまま唸りながら家に着く。 「帰るぞ」 「ちょ…あのね、アヤって呼んで!じゃあね!」 「はぁっ!?」 ガチャン 「あや…?」 意味がわからなかった。 次の日。 昨日と同じく霞が家の前に。 「おっはよーぅ」 「ああ…」 学校に行きながら、あまり気にしてなかったが昨日のことを聞いてみる。 「なあ、昨日のあれ、どういうことだ?」 霞の表情が一瞬曇る。 「ん?」 そして笑顔に戻って霞は言う。 「あぁ、あれね。だって、私は」 「霞じゃないからね」 「はあ…?」 「私は霞じゃないのよ。」 「でも学校で"アヤ"だなんて呼ぶと変に思われるから学校では許してもいいけど」 「とにかく霞って呼ばないようにして欲しいの、それが正解になる状態なんて滅多にないしね」 簡易結末 俺は霞が好きだ。ずっと霞と一緒に生きていきたいんだ。 …うん。 知ってたよ。 霞が、結城のことを好きなことも、ね。 あんたたち、うまくいくわよ。 そう言って、アヤは泣いた。 今までありがとう。 でも最後にこれだけは言わせてよ。 結城のこと、ホントに。ホントに好きだったんだからね…。 そう言って、その瞬間アヤは消えたんだと思う。 そして目の前の彼女は焦点を俺に合わせる。 そして…。 アヤはね、本当は凄くいい子だったんだよ。 体を独り占めしてた、だなんて嘘。 本当はね、辛い記憶を全部一人で抱えてくれてたんだよ。 今までずっと、一人でね。 虐待されてた記憶も、両親が喧嘩してた記憶も、それに。 両親が死ぬ瞬間の記憶も。ぜーんぶ。ね。
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小蒔「春ですねぇ」 初美「なのですよ」 春「呼んだ?」 小蒔「あ、別に春を呼んだわけじゃなくて」 春「知ってる」 初美「この時期になるとはるるも有名人ですねー」 春「よく来い来いって言われるし。人気者は辛い」 小蒔「はーるよこい、はーやくこい……でしたっけ?」 春「どこぞのまんがまつりは置いとくとして……これ」 小蒔「お手紙ですか?」 春「うん、あの人から」 小蒔「――! 見せてくださいっ」 『――前略』 『――中略』 『――後略』 小蒔「あ、あれ……?」 初美「全部略してるから中身がすっからかんなのですよ」 春「ある意味斬新」 小蒔「一体どういうことなんでしょうか?」 春「暗号文?」 初美「火で炙ってみますかー?」 小蒔「マッチですね、持ってきます!」 巴「どうかしたんですか?」 小蒔「はい。お手紙が来たのでちょっとマッチを」 巴「そうですか、マッチを……えっ?」 春「姫様、それじゃ手紙を燃やそうとしてるようにしか聞こえない」 小蒔「あ、うっかりしてました」 巴「燃やそうとしてるわけじゃないみたいですけど、それにしても火が必要なんですか?」 初美「これを見るのですよ」スッ 巴「ええっと……なにこれ?」 初美「きっと隠された文章があるに違いないのですよ」 巴「だから火であぶり出しを?」 春「私の見立てでは高度な暗号文」 巴「うーん……そもそも誰からなんです?」 小蒔「京太郎様です!」 巴「あ、そうですよね」 巴(でも、暗号文なんて面倒なことはやらないだろうし……) 巴(危ないから火を使わせるようなこともさせないと思うんだけど)ハラッ 巴「あれ?」 小蒔「なにかわかりました?」 巴「もう一枚あるみたいなんですけど」 春「重なってた?」 初美「なるほど、あぶり出しや暗号文と疑わせることで二枚目から注意をそらす計略なのですよ」 巴「ただの冗談だと思うよ?」 小蒔「えっと……」 『――という冗談はさておいて』 小蒔「本当に冗談でした」 巴「あはは、ですよね」 春「してやられた……」 初美「裏をかかれたのですよ……」 巴「ただの考えすぎだね」 小蒔「……」モクモク 『――近況の報告はさっきした通りだ。色々あって書ききれなかった分はまた今度』 『この手紙が届いてる頃には日本のどこかでプラプラしてると思うけど、必ずそっちにも行くつもりだ』 『小蒔のかわいい声もしばらく聞いてないしな』 小蒔「もう……」テレテレ 初美「顔がフニャフニャなのですよ」 巴「そんな恥ずかしいこと書いてあったのかな?」 春「きっとかわいいだとかそんなとこ」 初美「しばらく戻ってこないかもしれませんねー」 巴「じゃあそれまでおやつはお預けかな?」 初美「なんと! もうそんな時間でしたか!」 春「大丈夫、黒糖はある」スッ 巴「あんまり食べ過ぎると、また取り上げられちゃうよ?」 春「それ以上はいけない。噂をしたら影がさしちゃう」 初美「おやつの時間なら、霞ちゃんたちも呼ばないといけませんねー」 巴「滝の方にいるみたいだから、呼んできてもらってもいいかな? 二人も一緒だと思うから」 初美「三人して滝行ですか?」 巴「霞さんがね。二人は付き添い」 初美「はぁ、修行熱心いいますか」 巴「……なにか振り切りたいことがあるのかもね」 初美「……そうですねー」 初美(ホント、バカなのですよ……) 初美「では、ちゃちゃっと呼んできちゃいますねー」タタッ 春「それじゃあ、私は姫様を見守ってるから」 巴「私たちはお茶とおやつの準備だね」 春「……しかたないなぁ」 良子「ぐっもーにん」 京太郎「あれ、仕事ですか?」 良子「東京から愛媛に帰る途中ですね」 京太郎「……なんで京都に?」 良子「なんとなく抹茶的なサムシングが食べたくなって」 京太郎「なるほど、ありますね」 良子「新幹線を途中下車しましたが、ノープロブレムです」 京太郎「いや、あんた新幹線の料金どんだけかかると思ってんだよ!」 良子「ふふ、マネーの力は偉大ですね」 京太郎「くそっ、プロ野球選手並の年棒かよぉ!」 良子「それで、あなたは旅行中ですか」 京太郎「気楽な一人旅ですね」 良子「ええ、春たちから聞いてはいます」 京太郎「また鹿児島に?」 良子「春から黒糖を取り上げてきましたよ」 京太郎「そりゃまた……」 京太郎(その光景が目に浮かぶな) 良子「……あなたは姫様を選びましたか」 京太郎「ん? 俺そんなこと言いましたっけ?」 良子「なんとなくわかりますよ」 京太郎「すげぇ……さすがは元中東の傭兵にしてイタコ」 良子「ノーウェイノーウェイ……まあ、口寄せぐらいならできますが」 京太郎「できるのかよっ」 良子「別に今更そのぐらい、大したサプライズでもないでしょうに」 京太郎「ソロモン王を呼び出したり?」 良子「どれ……えっと、暗い未来が見えますね」 京太郎「いきなり不穏なこと言うのやめません?」 良子「王がサモンする悪魔には未来を見るのもいますからね」 京太郎「普通に悪魔とか言っちゃったよ……」 良子「まぁ、暗い未来というのはジョークですよ」 良子(半分は、ですけどね) 京太郎「ならせめてうまくいくように声援お願いしますよ」 良子「ふぁいと」 京太郎「……なんか気が抜けるなぁ」 良子「さて、行きましょうか」 京太郎「抹茶的ななにかですか?」 良子「オフコース」 京太郎「いいっすね、付き合いますよ」 良子「ついでに積もりに積もったリベンジも果たしておきたいですね」 京太郎「あんた根に持ちすぎだろ!」 小蒔「……」 小蒔(今朝は早くに目が覚めました) 小蒔(でも、みんなが目を丸くして驚いていたのは心外です) 小蒔(私、そんなにねぼすけじゃないと思いますっ) 小蒔(……って、そうじゃなくて) 小蒔(今日はなんだかいい予感がするんです) 小蒔(ずっと待ち望んでいたものが来てくれるような……) 小蒔「う~~」 小蒔(待っていたほうがいいような気がするけど、ジッとしてるのも我慢できなくて) 小蒔(階段を降りようかと迷い中です) 初美「姫様ー? おでかけですかー?」 小蒔「ひゃっ」ビクッ 初美「むむっ、なにかやましいことがあると見たのですよ」 小蒔「もうっ、そんなんじゃありませんったら!」 初美「姫様はすぐ顔に出るのですよ。黙って下に降りようとしたとかですかね?」 小蒔「そ、それは……」 初美「ビンゴ! もう、しょうがないですねー」 初美「しょうがないから、一緒に降りるのですよ」 小蒔「え、いいんですか?」 初美「黙っていくのがいけないだけで、私がついていれば問題なしですねー」 小蒔「それなら早速――あうっ」 京太郎「っと、こんなとこではしゃいでたら危ないだろ」 小蒔「あ、ごめんなさ……京太郎様?」 京太郎「言ったとおり、ちゃんと来たぞ」 小蒔「ずっと……ずっとお待ちしてました」 京太郎「大げさ、って言うには待たせすぎたな」 小蒔「イヤです、もっとちゃんと言ってくれないと」 京太郎「そうだな……小蒔」 小蒔「はい」 京太郎「随分待たせたけど、俺は――」 初美「ストップストップストーーップ!!」バッ 初美「なにいきなりおっぱじめてるのですか!」 京太郎「いたのか。陰になってて見えなかった」 初美「そんなミニマムなわけがありますかっ」 小蒔「ごめんなさい、私もちょっと初美ちゃんのことが頭から抜けてて……」 初美「まったくもう、なのですよ!」プンプン 小蒔「わっ、初美ちゃん、落ち着いてっ」 京太郎「なんつーか、そんな雰囲気じゃなくなったな」 春「騒がしいと思ったら」 巴「お久しぶりです」 京太郎「よう、また取り上げられたんだって?」 春「……姉さんは悪魔」 初美「ふんっ」プイッ 巴「あの、それではっちゃんはなんであんなことに?」 京太郎「まあ、自分の存在のちっぽけさに思うところがあったんだろ」 巴「えっと、いまいち話が見えないかなと」 小蒔「私がちゃんと気づいてあげられてたなら……」 巴「え、思ったより深刻そう……」 京太郎「後で機嫌を取ればどうにかなる程度には深刻かもな」 初美「私をなんだと思っているのですか!」 明星「お兄様!」 湧「ど、どうも……」 明星「来るなら言ってくれれば……」 京太郎「悪いな、いつ頃になるかは正確にはわからなかったからな」 明星「じゃあ、お兄様のお話が聞きたいです! ……ダメですか?」 京太郎「いいぞ。我ながらネタには困らない人生だからな」 湧「あ、あのっ」 京太郎「ん?」 湧「わ、私もご一緒できたら……その、できればで――」 京太郎「遠慮すんなっ」ワシャワシャ 湧「わ、ちょっ――あ、明星っ」サッ 明星「また私を盾にして……」 京太郎「……やりすぎたか?」 明星「照れてるだけですよ」 京太郎(それで、最後の一人は姿を見せずと) 小蒔「京太郎様?」 京太郎「石戸は出かけてるのか?」 小蒔「えっと、この時間ならお昼の用意だと思います」 京太郎「そっか、なら挨拶してくるかな」 霞「……ダメね」 霞(なんだかいつもより味が薄いわ) 霞(まだまだ精進しなくちゃ) 霞(そうしたら……) 京太郎「んー、ちょっと薄味だな」 霞「――っ」 霞「……せめて一言声をかけてくれないかしら」 京太郎「悪い悪い、驚かせるつもりだったから」 霞「なら、十分驚かされたわ」 京太郎「飛び上がってくれれば完璧だったんだけどな」 霞「ご飯を作ってる最中は危ないじゃない」 京太郎「それもそうだな、悪かったよ」 霞「あなたの分も用意するわ。小蒔ちゃん達と待っててくれる?」 京太郎「そうだな、だけど一つだけ」 京太郎「……俺は小蒔と一緒に生きていくことにした」 霞「……」 京太郎「お前にだけは言っとかなきゃいけないと思ったから」 霞「……そう」 京太郎「……さぁ、ここでサービスタイムだ。恨み言でも罵倒でも、なんだったら包丁まではギリオーケーだ」 霞「自惚れすぎよ……」 霞(――大丈夫、こうなることなんてわかってた) 霞(――大丈夫、あの時だって耐えられたんだから) 霞(――大丈夫、だってそれが私のお役目だから) 霞(……なら、どうして)ポロッ 霞「――好き、好きなの」 霞(こんな、言葉が溢れるの?) 霞「あなたが欲しい、小蒔ちゃんに渡したくなんてない……!」 霞「ずっと蓋をしておけばよかったのに、どうしてあなたから揺さぶりにくるのよ!」 霞「バカ、バカバカバカ……!」 京太郎「……」 霞「もう、あっち行って……」 京太郎「ああ、邪魔したな」 京太郎「……これでよかったなんて思えないけど」 京太郎「とりあえず、今んとこは大丈夫そうか」 京太郎「だれかの泣いてる顔なんて見たいわけないんだよな」 京太郎「まぁ、それが報いって話ならしょうがないんだけどさ」 小蒔「お話、終わったんですか?」 京太郎「ああ。でも昼飯はちょっと遅れるかも」 小蒔「一大事じゃないですか!」 京太郎「悪いな、邪魔しちゃってさ」 小蒔「こうなったら私も手伝っちゃいますね」 京太郎「いや、それはやめといたほうがいいな」 小蒔「かえって邪魔になっちゃうでしょうか……」 京太郎「でも、そうだな……少し時間を置いて様子を見るくらいならいいんじゃないか?」 小蒔「あまり邪魔にならないように、ですか?」 京太郎「ま、そんなとこだ」 霞「……お昼御飯、作らなきゃ」 霞(泣いて泣いて泣いて……こんなに涙が出るのかというほど泣いて) 霞(なにかする気力はなくて、それでもお腹は減って) 霞(そして料理途中だというのに気がついて) 霞「目、充血してるかしら」 霞(なにかあったのかと尋ねられるのは目に見えている) 霞(せめて、気持ちだけは落ち着けないと……) 霞(今のままじゃ、小蒔ちゃんにだって――) 小蒔「霞ちゃん、大丈夫ですか?」 霞「……小蒔ちゃん」 小蒔「あれ、目が……」 霞「こ、これはね……ちょっとあくびのしすぎで」 小蒔「もしかして、さっき京太郎様と……」 霞「――っ」ギリッ 小蒔「霞ちゃん、もし困ったことがあるなら――」 霞「――うんざりなの!」 霞「こんなお役目なんてもううんざり!」 霞「なにかにつけて我慢して、欲しいものも諦めて……」 霞「初恋だったのよ……でも、それだって……!」 霞「全部、全部あなたのせいじゃない!」 小蒔「……」 霞「……あ、こ、これは違うのっ」 小蒔「霞ちゃん……」 小蒔「ありがとうございます」ギュッ 霞「……え?」 小蒔「本当の霞ちゃんを私に打ち明けてくれて、嬉しいです」 霞「あれは、弾みで……」 小蒔「その弾みでやっと聞きたいことが聞けたんです」 霞「……バカ言わないで、あんなに酷いことを言ったのよ?」 小蒔「ちょっぴりショックでした。でも、だれだって思うような事なんだと思います」 小蒔「私だって、ちょっぴりイヤだなって思ってることはあります」 小蒔「夜ふかしさせてくれないし、おやつだってお腹いっぱいは食べさせてもらえないし」 小蒔「でも、霞ちゃんはやっぱり私の大事な人なんです」 小蒔「だから、霞ちゃんが重いものを背負っているなら、少しだけでもわけてください」 小蒔「これでも、自分では成長したなって思ってるんです」 霞「……そう、なのね」 霞(本当に、強くなったのね……) 霞「……じゃあ、お昼御飯作るの、手伝ってもらってもいい?」 小蒔「――っ、はい!」 京太郎「……気まずい昼飯だった」 京太郎「まあ、あんなことがあったあとじゃ当たり前だけどさ」 京太郎(でも、小蒔と石戸はいい雰囲気だったな) 京太郎(そこはうまくいったみたいで良かった……) 小蒔「お昼寝ですか?」 京太郎「このまま横になってたらそうなるかもな」 小蒔「じゃあご一緒しますね」 京太郎「おう、好きなとこに寝っ転がれ」 小蒔「じゃあ――」 京太郎「……いや、好きなとことは言ったけどな」 小蒔「ダメですか?」ムニュ 京太郎「まさか俺の上に乗っかってくるとは……しかもうつ伏せで」 小蒔「……たしかに顔は近いかもしれませんけど」 京太郎「近い、というか近すぎるだな」 小蒔「はい、すぐにキスできそうなぐらい……」 京太郎「……」 小蒔「……」 京太郎「正直、何事もなくてホッとしてる」 小蒔「……霞ちゃんのことですか?」 京太郎「ああ、酷いこと言ったからな」 小蒔「でも、京太郎様も辛かったと思いますから」 京太郎「ホントにお前は優しいな」 小蒔「それに、本音を聞けたのはきっとそのおかげですから」 京太郎「……もしあそこで暴走してたら、こんなのほほんとはしてられなかっただろうな」 小蒔「そうなっていたら、どうするつもりでしたか?」 京太郎「どうにかしてたさ。最悪俺が引き受ければ――いてっ」 小蒔「それはいけないと思います」 京太郎「小蒔にほっぺた抓られるとはな」 小蒔「だって、独りよがりじゃないですか。それでもし京太郎様がいなくなったら……」 京太郎「……そうか、たしかにそれはマズイな」 京太郎「悪かったよ。なんかお詫びさせてもらってもいいか?」 小蒔「それなら……んっ」 小蒔「えへへ、これで何回目でしょうか」 京太郎「……四回目ぐらいか?」 小蒔「はい、覚えています……全部、大切な思い出ですから」 京太郎「また忘れても思い出させてやるさ」 小蒔「大丈夫です。もう忘れませんから」 京太郎「そうだな、保護者に大丈夫だってところを見せてやってくれ」 小蒔「保護者ですか?」 京太郎「とびっきり過保護なのがついてるからな」 京太郎(とか言ってるのも聞いてるんだろうな) 京太郎「それと、あと一つ」 小蒔「はい」 京太郎(好き、じゃ足りないな。大好きでも……) 京太郎「さっき言いそびれたけど……愛してるよ、小蒔」 小蒔「私も……愛しています、京太郎様」 『エンディング――契りを交わして』
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※雑なネタものにつき注意 とある日 霧島神境の某所にて 俺は須賀京太郎。 子供の頃に起きた事故で両親を失い、自分自身も生死の境をさ迷ったらしいが、奇跡的に一命を取り留めたのだそうだ。 霞「京太郎君、居るかしら?」 京太郎「あ、はいお嬢様。 何でございましょうか?」 そして、身寄りを亡くした俺を引き取ってくれたのが、遠縁があったというこの霧島神境の地。 今はそこで姫と呼ばれ崇められるお方、神代小蒔お嬢様と、それに付き従う六女仙の方々にお仕えする事で、本来男子禁制とされるこの地に置かせてもらえている。 そして同時に、彼女達の属する永水女子高校麻雀部の雑務手伝いも担っている。 霞「今日は他校との練習試合の予定があるの。 先に部室へ行って用意を済ませて貰えるかしら?」 京太郎「承知しました、お嬢様。」 霞「あぁ、それとね……」 京太郎「はい?」 霞「恐縮なのだけれど、そろそろ呼び方を変えてもらえないかしら? どうにも恥ずかしくて……霞さん、とでも呼べば、どこででも角は立たないと思うわ。」 霞さんは勿論、六女仙の方々は皆慎み深い。 何の役にも立たないような俺に対してなら、もっと高圧的に接してもいい筈なのに、ああいう風に頼み込む様にものを言うのだ。 京太郎「分かりました、霞さん。」 それなら、言われた通りにするのが当然だ。 呼び方を変え、まずは霞さんの言いつけ通り、練習試合の準備に取り掛かろう。 ―――― 永水女子高校 麻雀部部室 京太郎「これで用意は完了だ……」 永水女子の部室は、数年前までさほど広いという程では無かったものの、霧島の姫様がお使いになられるという事もあり増改築が行われ、他校との練習試合をするとしても不自由しない程度にはなっている。 当然その分、牌の用意や自動卓の点検整備というのも楽では無いのだが、やりがいはあって楽しいものだ。 たまに人から 「いつも誰かや部活の手伝いばかりしてるけど、学校には行っているの?」 と聞かれる事がある。 学校には行ってないし、永水女子に出入りはしているが授業は受けていない。 女子高なので当然だけど。 霞さんにも 霞『今は私達や、小蒔ちゃんの側で動く事を優先してくれないかしら? 恐縮だけれども、お願いね?』 と言われている。 只でさえ決まりを曲げて置いてもらっている身なのだ。 そう言われて、嫌だなどと言う訳がない。 今日もまた1日、霞さんや姫様の為に、誠心誠意尽くす日常が 久「見つけたわ……!」 咲「京ちゃん!」 京太郎「……はい?」 ……急に声をかけられた。 見慣れない制服。 この辺りでは見たことが無いデザインだ。 同じ制服を着た女子が二人、更に続いて三人が入ってくる。 今日練習試合をするという学校の生徒だろうか? 京太郎「えっと、今日の練習試合をする学校の生徒さんでしょうか……? 生憎、姫様達はまだ授業中でして……もう少しお待ちいただければ……」 和「須賀君、一体どうしたんですか!」 優希「お前に執事の真似事とか似合わないじぇ! 早く帰って私のタコスを作るんだな!」 京太郎「はい? 帰るって……ちょっと、一体何の話を……」 まこ「説明して納得させたい所じゃが、そうも言ってられんのじゃ。 取り敢えず着いてきんしゃい、人が来んうちに……」 そう言って、5人の女子に引っ張られる様にして部室から出される。 随分と困った事になった。 振り解けない事もないけれど、怪我させて問題になったら皆に迷惑がかかる…… 霞「あらあら……今日来る学校が清澄だとは、聞いていないのだけれど……」 初美「これは不法侵入ですよー」 京太郎「霞さん、初美お嬢様も!」 廊下を少し歩いたところで、聞きなれた声のした方に振り向く。 永水の制服姿をした霞さんと、彼女の同級生であり同じく六女仙の一人、薄墨初美お嬢様の姿もあった。 久「……見つかった!」 初美「京太郎、恐縮なのですが、その娘達を振りほどいてこっちに来るのですよー」 京太郎「了解しました!」 六女仙の許しが出たなら、何も躊躇う必要は無い。 即座に他校の女子らを振り解き、初美お嬢様と霞さんの方へ駆け寄る。 咲「きゃっ……!」 京太郎「……っと、悪いな咲!」 霞「えっ……」 咲「京ちゃん……?」 勢い良く突き飛ばす様な形になった女子に謝り、お二人の傍に駆け寄るも、お嬢様達は何故だか複雑な表情を浮かべている。 京太郎「あの、何か……」 久「須賀君! 今なんて言ったかよく考えて!」 今……? 確か、突き飛ばした女子に「悪いな咲」と ……あれ? あの子の名前なんてどこで……そもそも、彼女らはどうして俺の名前を…… 初美「京太郎!」 京太郎「は、はいっ!」 霞「今日はもう帰って、姫様がお帰りになった時の用意をしておいてちょうだい。 恐縮なのだけれど、急ぎでお願いするわ。」 京太郎「了解しました! すぐに帰ります!」 姫様がお帰りになった時の準備をするのも立派な仕事。 霞さんの言いつけに従い、俺はその場を後にしたのであった。 ―――― 霧島神境某所 離れの寝所にて 京太郎「はぁ……日中は散々だったなぁ。」 離れに用意された小さな寝所。ここだけが、霧島の地で唯一自由に過ごす事を許された場所だ。 結局、練習試合の件は例の清澄高校の人達が、永水女子を訪ねる為の方便だった様だ。 お陰で今日は麻雀部の活動は休止。 姫様達のお帰りが早まった事もあって用意が色々遅れてしまった。 京太郎「結局、巴お嬢様や春お嬢様の手を煩わせてしまったし……霞さんからお説教だな……」 そして、それとは別の気がかりもある。 清澄高校から来ていた人達は、何故だか俺の事を知っている様だった。 そして、咄嗟に名前を読んでしまった咲という女子…… コンコンッ 京太郎「あ、はい! 今開けます!」 考えに耽っていると、寝所の扉をノックする音が聞こえてくる。 京太郎「あっ、霞さん。 どうしたんですか? 何か御用が?」 戸を開けた先にいたのは、日中に分かれて以来になる霞さんだった。 霞「用という程ではないのだけれど、少し気になる事があるの……」 京太郎「はい、何でしょうか……?」 霞「昼間、学校で会った清澄高校の子達……京太郎君は、何かあの子達の事を知っているの?」 京太郎「い、いえ何も……調べましたけど、清澄高校って長野県ですし……咲とも別に……」 そう、彼女らは住んでいる所から違う。 知り合う機会も無い。 あるとすれば事故の前……その前に何か…… 霞「……そう、やっぱりまだ……」 京太郎「霞さん?」 霞「京太郎君、あまり今日の事は気にしなくていいわ、突発的なトラブルだったのだし……恐縮だけど、清澄高校の事も考えず、忘れてしまっていいわ。」 京太郎「はい、わかりました。」 深く考えても仕方がない。思い出せない事を考える暇があるなら、少しでもお嬢様達のお役に立つ事を考えるべきなのだ。 霞「明日は清めの時間も設けましょうね。 少し気分を楽にするといいわ。」 京太郎「すみません、何から何まで……」 ここに来て、時折受けさせて貰える清めの儀……心を空にして落ち着けるあの時間は、不思議と心地良いものがある。 用を済ませて去っていく霞さんを見送り、身支度をして眠りにつく。 心身を整え、明日もまたお嬢様達に支えさせていただける様に…… ――――――――― 霞「ふぅ……」 巴「どうでしたか、彼……」 霞「やっぱり大きく揺らいでしまったわ……清澄の子達、特に宮永咲ちゃんとの接触はあらゆる形で阻まないと……」 初美「調節はどうするのですかー?」 霞「明日の朝にでもするわ……念の為、小蒔ちゃんも呼んでおきましょう」 春「……京太郎……」 霞「春ちゃん、分かってると思うけど……」 春「……大丈夫……全て、姫様の為……」 霞「祝言の儀が終わる、その時までは何としても、ね……」 カンッ
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ジョージ=オーランド攻略 キャラ特徴 ジョニーたちの祖父であり、ダニーの父親 大層な日本マニアで、いつも浪人っぽい格好をしている 立派な髭とポニーテイルの持ち主 日本刀を操る中距離ファイター 移動力・防御力はそうでもないが、強力な必殺技がそろっている 基本的には相手が突っ込んでくるのを待って、霞払いで迎撃、カウンターヒットからコンボへ ダウンを取ったらちゃぶ台を重ねて、どんどんガードを削っていこう 通常技 5A 刀の柄で突く、かなりリーチ短い 2A 5Aに同じ 5B 鞘に入れたままの刀で突く 2B 2Bにほぼ同じ、ちょっと空振りした時のモーションが長い 5C 半円を描くように斜め上に向かって斬る、ちょっと浮いてからダウンする 溜めることによって、受け身の不能時間が大幅に伸びる 溜5Cを当てたら偽霞で隙を軽減してからコンボへ 2C 抜刀して地面すれすれを切り払う JA 肘鉄 JB 下駄キック、カウンターで壁バウンド JC 斜め下を切り払う、判定強し 特殊技 地上投げ 鞘に入れたままの刀で、相手の足を引っかけて倒す 空中投げ 自分がちゃぶ台に乗っかり、そのまま相手を地面にプレスする 6B 抜刀し、斜め下を突く中段技 必殺技のみでキャンセルできる 6C 足下を切り払った後、切り上げて相手を吹っ飛ばす 距離が離れるため、画面端でしか追撃出来ない J2C 刀を振り下ろしながら急降下 低空ダッシュからのJ2Cは全キャラ中屈指の見えない中段 必殺技 ちゃぶ台返し 236+攻撃ボタン(空中可能) ☆ 怒鳴り声を挙げながら、ちゃぶ台を空中に放り投げる 少し間を空けてちゃぶ台が落ちてくるので、起き攻めに重ねて使うことが出来る 残念ながら、見た目に反して上段技 霞払い 214+攻撃ボタン ☆ いわゆる抜刀術、上・中・下に撃ち分けられる Bのみ押しっぱなしで溜めることが可能で、最大まで溜めれば中段になる 偽霞 22+D 霞払いのモーションでフェイント、押しっぱなしで継続 技の一発一発が大振りなジョージは、偽霞キャンセルでコンボを繋ぐことも出来る 二度翔け 421+攻・攻 ☆ バックステップを踏んでから、突進しつつ抜刀 後退中は全身無敵 前進中は姿勢が低いため、打点の高い飛び道具をくぐり抜けることが出来る オーランド流抜刀術 A+B+C ☆ 通称・リバサ抜刀 出始めに無敵があり、技がヒットすると演出に派生する 派生が早いので、起きあがりの切り返しに使える コンボ 5A<5B<5C<C霞払い 基本コンボ、ダウンを取ったらBちゃぶ台で起き攻め JA<jc<JB<J2C 空中コンボパーツ、たいして繋がらない 5A<5B<6C<jc<空中コンボ 画面端限定のコンボ もっと高威力のノーゲージコンボがあるので、あまり使うことはない 5A<5B<6C<偽霞<A霞払い<空中コンボ 偽霞キャンセルを組み込んだ、画面端でのコンボ とりあえず、このキャンセルを覚えておくとコンボの幅が広がる 5A<5B<C<C霞払い<EX二度翔け<空中コンボ ゲージ1消費 5A<5B<5C<B霞払い<EX霞払い<溜5C<偽霞<空中コンボ ゲージ1消費の画面端コンボ
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今(2014年9月9日)から見ても多分かなり前の時系列です。 森の中に構えた、一人で扱うにはただ、広い、広いだけの、隠れ家。 食卓に並んだ、サラダと焼肉と、白米。 一人で食べるには、かなり多い。 霞「ねぇねぇ」 AS「何だ?」 霞「何でもなーいっ!」 AS「そうか、冷めないうちに食えよ。」 霞「えへへ、はーい!」 AS「物分りのいい子だ。」 わしっ、と頭に手をのせて、優しく撫でる。 霞「隙ありっ!」 箸で俺の方にあるサラダを少し奪い取られる。 AS「フッハハハ・・・、なかなか小癪な。」 霞「一本取ったり!なんてね(グッ)」 この手が掴んだのは空虚な空白。 撫でても何も帰ってこない。 ただ、ただ、手を伝わる空気の感覚。 まっさらで、何も無い。 この量を一人で食べるのは、少し、辛い。 これを一人で食べるのは、少し、寂しい。 霞の作った料理には、確かにあった『温かみ』が無い。 まるで、外は完璧なのに中身は空洞のように、俺の料理は、確かなものがそこには無かった。 この隠れ家は、一人で使うには、あまりにも、広い。 一人で使うには、あまりにも。 あまりにも。 からっぽだ。 何もない。 温もりは、少しも感じなかった。 まるで残響のように脳裏に響く、霞の声。 まるで幻影のように脳裏に映る、霞の姿。 広い場所で、霞と一緒に、幸せに暮らしたかった。 ただそれは、叶う事の無かった、夢。 儚い、儚い、人の、機士の見る夢。 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
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霞「朝夕と、ずいぶん涼しくなったわねえ」 京太郎「日中はまだまだ暑いですけどね……油断して熱中症とか、勘弁ですよ?」 霞「こっちの台詞よ、もう。いつもいつも、率先して雑事をしてもらっちゃって」 京太郎「好きですから」 霞「……え!?」カァ 京太郎「あ、いや、人の役に立つのがね? こう、頑張ってる人の力になれると嬉しいって言うか」 霞「あ……あら、そう」 京太郎「ええ。……」 霞「……」 京太郎「……好きです」 霞「……人の役に立つのが?」 京太郎「いえ、あなたが」 霞「……!」 カン!
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小蒔「ちきちき!」 初美「本編裏話!」 霞「座談会~」 春「いぇーい」 巴「はい、今回は本編でゾロ目を出した結果、ほのぼのを!ということで成立したものです」 初美「ネタですよー。本編全く関係ないですよー」 霞「はい、まずは本編でのキャラの扱いについてです」 小蒔「私、空気ですよ、空気!」 霞「……おかしいわ、こんなことは許されない」カタカタ 初美「現在進行形で死にそうな私達よりはマシじゃないですかー!」 巴「まぁ、生存率が一番低いのははっちゃんですしねぇ」 春「京も低い」ボリボリ 霞「宮守の子達もねぇ……サブだから危ないのよねぇ」 初美「ゾロ目が悪いですよー!ゾロ目が-!」 巴「どうしてこうなったんでしょう……」 初美「巴を追いかけたのが悪いんですよー!この章では私がメインですから私を優先すべきですー」 初美「うう……このままだと【薄墨初美死亡】になってしまいますよー。奇数ならまだ、救いがありましたのにー」 霞「空気よりはいいと思うけど」 春「霞達は最後にメイン張るからいい」 初美「命あってこそのものですよー、死んだら終わりですよー」 春「来世で添いとげれば?」 初美「物騒すぎますよ!?」 小蒔「まぁ、私はメインヒロインですから!」ムフー 霞「でも、好感度ランキングは……」 小蒔「…………」グスッ 巴「一時期は東横さんや天江さんに私達、完敗でしたからね」 小蒔「メインヒロインの扱いがおかしいですっ」 霞「真ヒロインの宮永照さん、そして、宮永咲さんが出てきたら……」 初美「また影が薄くなっちゃうんですかー……」 小蒔「で、でも!死んでもコンティニューしたら大丈夫です!何度もやり直していけば私達も輝けますっ」 霞「小蒔ちゃん……コンティニューが安全策だと思ったら大間違いよ」 初美「何のペナルティもなしにコンティニューなんて甘いですよー」 巴「できるだけしない方がいいですよね」 春「話がそれてる。扱いについては?」 巴「そうでしたね、現時点で一番扱いがいいのって誰でしょうか?」 春「私」ドヤッ 小蒔「……」 霞「…………」 春「ごめんなさい、睨まないで」 初美「さっきも言った通り姫様達はルートによってはトリなんですからー」 春「今は甘んじて受け入れるべき」 小蒔「むむむ」 小蒔「まあ、死んだ時はロードするってアナウンスしますし」 霞「安心して死ぬことができるわ!」 初美「安心して死ぬって日本語おかしいですよー」 巴「ま、今まで何だかんだで一回もコンティニューしていないことは誇りにしてもいいはすです」 霞「色々と大変なところもあるものねぇ」 春「うちも入水とか分割をするべき」 霞「誰がそれを望むのかしらねぇ」 咲「私だよ!永水勢から京ちゃんを取り戻すよ!」 初美「……変な音声が混じったけど気のせいですよー」 巴「うーん、この狂気」 春「私のようなBADを迎えてはならない」 小蒔「このスレはサブヒロインが強すぎるのがいけないんですよ!」 初美「東横さんが強すぎるんですー」 春「天江衣も強い」 霞「そういえば、京くんの好感度ランキングのトップは誰かしら?」 春「私」ドヤッ 巴「次が東横さんと私が互角って所ですね」 小蒔「離されてますよ、私達!」 初美「私だけは告白フラグがたってるから安心ですよー」 小蒔「早く、過去を話してくれないでしょうか?受け止めます、全部っ!」 霞「過去を知ってるっていう意味では宮永姉妹は有利ね」 巴「東横さんは見えない状態ですし」 初美「最終的には咲さんと仲直りして幸せなキスをして終了になりそうですよー」 咲「……えへへ」 小蒔「物語的にはそれがいいんでしょうけど……」 春「永水勢と添い遂げるのが目的だから」 霞「だから、宮永さんには渡せないわね」 小蒔「……結局は完結しないと扱いについて詳しく言えませんよ」 初美「とりあえず、今の状況を変えないといけませんねー」 春「どうせ、何だかんだで誰も死なないで終わる」 巴「ギリギリのラインで踏みとどまっていますし] 霞「もっと厳しくした方がいいのかしらねぇ」 小蒔「そうしたら私達が出てこれないじゃないですか!」 初美「死にたくないですよー!」 巴「タイタニックじゃないんですから……」 小蒔「京太郎さんも早く告白して一人に絞ればいいのに……」ボソッ 小蒔(そしたら……色々とできるのに……) 小蒔(えへ……京太郎さんと神代家を一緒に盛り上げていくんですっ) 霞(……早く過去を聞き出さないと負けそうだわ) 霞(京君が帰ってきたら頑張らないと) 春(王者の余裕があるから大丈夫) 春(……多分) 巴(まあ、私はどうでもいいんですけど) 巴(…………どうでも、いいんです) 初美(ここで一気に畳み掛ければはっちゃん大勝利なのですよー) 初美(すぐに告白にいけるメリットを今の内に……!) カン!
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Ⅰ ~謎の地下洞窟~ Ⅱ ~太陽の畑~ Ⅲ ~霧の湖~ Ⅰ ~謎の地下洞窟~ 麗華: 矢千代が来たのが裏路地から見えてよいだろうか GM: いいですよー GM: てっきり一緒に来たものかと 矢千代: 「……む、いないのか。まあいいか」 扉の前まで行こうかー 麗華: 「(矢千代達が早かったか……。)」裏路地から回りの様子を確認して…… GM: ではやちよちゃんサイド。扉からは相変わらず光が放たれていますが、先ほどよりも明るくなっているように見えます。 矢千代: 「やはり明るくなっているような気がするの……さて、やるかの」 とりあえず破魔を撃ってみようかと GM: どうぞー 矢千代: 50cmほどで、扉にかかるように (ダイスロール) 矢千代: 9+5+8(3D6 2 4 2) = 22 矢千代: ひとまずこれで GM: ふむ……(ころころ) (ダイスロール) GM 13(3D6 2 6 5) = 13 GM: 展開されようとした結界は扉に触れた途端霧散してしまいました。 矢千代: 「だいぶ強い術がかけられておるの……手こずりそうだの」 矢千代: もういっちょ破魔をかけたいです GM: どうぞ。 矢千代: 「では、これならどうだ……!」 矢千代: 2mサイズの結界を扉を中心に出します (ダイスロール) 矢千代: 9+5+8(3D6 1 2 5) = 22 矢千代: 出目ェ…… GM: やちよは犠牲になったのだ……ダイスの犠牲にな…… 才霞: ダイス運なぞない! 矢千代: 奉納5点乗せてみよう 矢千代: 達成値ってわかってましたっけ GM: 不明ですね。それと奉納は判定前です…… 矢千代: あ、そうだっけか。じゃあもう一回かけるしかないな…… 麗華: 無線呼出ししてよい? 矢千代: どうぞどうぞ 矢千代: 「むぅ、これはきついの……だがああ言って出てきたからにはここで引き下がるわけには……!」 麗華: 「応答確認。さっき矢千代が入っていくのが見えたけれど、何か見つかったの?」 矢千代: 「うおっ……なんだ無線か……あーあー、きこえてるぞー。特に見つけたものはない、今扉を破っている途中。どうぞー」 麗華: 「動きなしか……了解。立ち入りがあったらまた連絡するわ」 矢千代: 「うむ、了解だ。もうすこし待っておれ。 ……さて、もう一度やってみるかの」 破魔最後に1発撃ってみよう GM: どうぞー (ダイスロール) 矢千代: 9+5+5+12(3D6 1 6 5) = 31 奉納5点使用、内容はさっきと同じ GM: お、超えましたね。結界が展開され、扉からカチリという音がします。 矢千代: 「ふぅ……手こずらせおって。だがまあ私にかかれば障子紙どうぜんだな!」 がっつぽーず GM: かわいい。 矢千代: 「それでも私に無駄な労力を使わせた下手人は後で……と、まずは連絡を入れるとするかの……あーあー、こちら矢千代だー」 無線で状況説明をば 麗華: 「また私の出番がなかったか……感謝するわ」 麗華: 「そっちに向かって構わない?」 矢千代: 「うむ、今のところこちらは何も起こっていないの。来ても大丈夫だと思うぞ」 麗華: 「了解。すぐ向かうわ」 矢千代: 無線だからトレミーと才霞にも聞こえてるのではないだろうか云々 才霞: さいか は ねむっている! トレミー: 一応聞いてたということで 麗華: もう一度近くに人がいないか確認します GM: 特に気配は感じません。 麗華: なら、洞窟の方向に。矢千代と合流したいと思います GM: 了解です。特に問題もなく、扉の前で合流できました。 麗華: 「潜入する?」 矢千代: 「む、来たか。 潜入か……少人数で入り込むのはちと危険かもしれないぞ?」 麗華: 「トレミー達も呼ぶ必要がありそうね……」 麗華: 「応答確認。エンジニアの具合は?」 トレミー: 「んー?具合は……」 才霞: 「Zzz」 トレミー: 「微妙。起こす?」 麗華: 「できれば起こしてくれる?」 才霞: 「うーん……胡瓜追加……できるだけ、すまぁとにね……Zzz」すやすや トレミー: 「分かった。 ほら、起きなよ」ゆさゆさ 才霞: 「うーん、後一時間と四十分……」もぞもぞ トレミー: 「冗談言ってると食道にレーザーぶっこむよ 才霞: 「うー……喉焼かれるのはやだー……」むっくり トレミー: 「はい、起きたら動くよ」 才霞: 「まだ本調子じゃないのにー……よっこいしょっと……」のそのそ起き上がりリュック背負って トレミー: 「向こうも本調子じゃないんだから頑張りな」 才霞: 「終わったら美味しいもの食べてゆっくりねよーっと……行こっか」準備完了 トレミー: 「はいはい。 そんじゃ、今から行くよ」 才霞: 「はーい……」ぽぴゅーっと向かうのだ GM: では、扉の前で集合した一同。 トレミー: 「おまたせ」 麗華: ドアにもうひとつの罠がないか集まるまでに調べておきたいんだが GM: 知性+ 罠 でどうぞ。 (ダイスロール) 麗華: 4+3+11(3D6 6 1 4) = 18 知性は低いんだよなぁ…… GM: 特に罠は無いように見えます。きっと。 矢千代: 念には念を入れて照妖しておこうか…… GM: どうぞー (ダイスロール) 矢千代: 9+5+9(3D6 3 2 4) = 23 矢千代: 「先ほどの罠は外しておいた。これで問題なく通れるはずだぞ?」 麗華: 「気になっただけよ」 矢千代: あと破魔は消しておこう GM: 照妖結果。扉の向こうから強烈な反応がある他は特にありません。 矢千代: ドアの反応はなくなりましたか? GM: ドアからは反応はなくなっています。 矢千代: 「……うむ、一応確認したが問題なしだ。完璧な仕事だな」 麗華: 「ありがとう」 才霞: 合流してもいいのかしら 麗華: いいと思う 矢千代: どうぞどうぞ トレミー: いあいあい 才霞: 「到着したー……」ダルそうに着地 トレミー: 「おまたせー 麗華: 「これで潜入の準備が整ったかな?」 才霞: 「私がまだ本調子に戻ってないけどねー……まあ、やるしかないけど」 トレミー: 「ま、本調子じゃない分は気合で動かしな」 才霞: 「うー……」 トレミー: 「そっちの落ち目もあるんだ。致し方ない」 麗華: 「……」焚きつけた本人なので人のこと言えない。目が泳いでいる。 才霞: 「とっとと終わらせて、ゆっくりしよーか……」 麗華: 「さっそく……潜入と洒落こみましょ……矢千代も準備はいい?」 矢千代: 「うむ、問題ないぞ」 GM: では、扉を開けてみます? 麗華: ウインクのあと、扉をほんの少し開く。まずは中を直視しないように開く。(中から光が洩れて眩みたくない) トレミー: 一応遮光用グラス装着。データ的な意味はない 才霞: 「……」帽子を深く被ってがーど GM: 扉を開けると、中から目が眩むほどの光が放たれ―― 次第に目が慣れてくると、部屋の内部が見えてきた。脇には煌びやかな黄金の調度品が飾られ、部屋の中央には円状に水が張られている。特に目を惹いたものは、宙に浮かぶ小さな太陽と見紛うほどに輝く球体だった。 才霞: 「何アレ……流行りの核融合何とか?」眩しい GM: 照妖では、水面と球体が反応し効果も判明します。 麗華: (ここが仕掛け部屋で間違いないみたいね……) 矢千代: 「むぅ、これは……」 すごい内装にちと怯みながら トレミー: 「いや、そんな感じには見えない……」 GM: まず、球体。これは離れた場所から特定の術の基点とするための中継器です。これにより、周囲全体を光で照らしています。 GM: 次に、水面。キーとなる特定のものを浮かべることで[転移結界]が発動する仕組みのようです。 麗華: この近くに(連れ以外の)人の気配がないか注意しておきたい 才霞: 「……それで、何を水に浮かべればいいんだろう……何かヒントは……」辺りをキョロキョロ 矢千代: 「……どうやらこれが異変の原因のようだが……犯人はどこか別の場所からこれを中継して術を使っているようだの」 麗華: 「……となると、他に本丸があるということ?」 矢千代: 「でもってこれが入り口で……む、動かし方がわからんの」 そしてかくかくしかじか 才霞: 「とりあえず、適当に浮かばせてみようか……?」辺りの調度品を見つめて トレミー: 「しかないかなぁ」 才霞: 「失敗したら何か起こらない、よね……?」学習したのか、触る気は無いみたい 矢千代: 「この中にあれば簡単だがの……全く面倒なものを」 矢千代: 調度って何があるのでしょうか 麗華: 人の気配が気になる GM: 調度品は、壺や皿、豪勢な椅子、宝石にネックレスやブローチetc。 GM: 人の気配は特にしないです。 矢千代: その中に照妖に反応するものはあります? GM: 特に無いですね。 才霞: アナライズは対象の場所の能力の全てを知ることができるってあるけど、答えまでは分かんなさそうだよなぁ トレミー: んー……適当に調べるわけにも 矢千代: 「むむむ、これはどうしたものか……」 才霞: 「と、とりあえず、入れてみる……?」適当にルビーなんか指さしてみたり 麗華: 調度品の裏とか、隠されていたものがないか探してみたい GM: 隠されているようなものはなさそうです。 矢千代: 「……まぁやるだけやってみるかの」 その辺の椅子を掴んで投げ込んでみる 才霞: 「このままぼやぼやしてても仕方が無いし、私もやるっ」ルビー掴んでぽい GM: ばちゃん。水面は張ってあるだけのようで大分浅いです。 矢千代: 「む……やはり何も起こらないか……」 麗華: 「むしろ、この球体が中継地点でしょ?なら、この中継地点を潰して向こうの出方を探るというのも可能なんじゃない?(潰せる保証はないけれど)」 才霞: 「壊せるのかな……?何か、触ったら爆発しそうな感じがするけど」まぶしそうに球体を見て 矢千代: 「それも手だが、潰している途中に爆発でもしたら洒落にもならないからな……」 GM: 球体を見た才霞は、知性+ 金属 の判定をどうぞ。眩しいのでペナルティは-3です。 矢千代: 「この水に入ってみればわかることもあるかもしれんが……」 (ダイスロール) 才霞 8+7-3+9(3D6 5 2 2) = 21 才霞: 出目ェ GM: まあ、分かりますね。この球体は純金でできているようです。 才霞: 「う、うわぁ……よく見たら、あれ、純金で出来てるよ……本物みたい。眩しいけど、間違いないよ」 麗華: 「純金?これはまた盗みがいのあるものね……。それなら、簡単に潰せるわ」 トレミー: 「純金なんて脆いもんだよ。固い固い言われてるけど大したことじゃない」 麗華: 「さっそく、潰しちゃっていいかしら」 才霞: 「やっちゃえー」 麗華: 球体の大きさはどのくらい? GM: 30cmほどです。 麗華: 大きさ50cmの雷属性:消滅で GM: どうぞ。 (ダイスロール) 麗華: 9+5+7(3D6 3 3 1) = 21 消します。 矢千代: 「む、金の塊だったのか。壊せるのならそれに越したことはないな」 才霞: 「あーあ……砕いて部品にしたいよ」 矢千代: 後ろに下がっておこう…… トレミー: 「金は通電性がいいだけだからなぁ」 麗華: 離れたところから雷を包み込むように放つ GM: では、球体は次第に小さくなってゆき……遂には完全に消滅しました。それにともない、部屋を照らしていた光が途絶えます。 GM: 中は薄暗く、辛うじて見えるくらいです。 才霞: 「わっ、一気に暗くなっちゃった……」赤外線スコープを取り出してカチャっと装着 麗華: 「さて、これで黒幕が何らかの行動を取るはずだわ」 麗華: ついでにLord Whiteの白翼カードを落としておきたいけれど、いいっすか? GM: いいですよ トレミー: 「だね」 矢千代: 「おお、上手く行ったようだの……」 才霞: 「不意打ちとかされないように、部屋の外に出たほうがよさそうだね……」 麗華: "太陽は没収。原価がいくらかかっていようと。 Lord White" 麗華: カードを床に落としておく。 麗華: 「さ、一旦引いてみましょうか。地底も大分暗さを取り戻したんじゃない?」 トレミー: 「まぁね。これでこっちはもんだいかいけち」 トレミー: 解決、だ GM: 噛んだと思うと途端にかわいく見える トレミー: うるちゃい!(笑) 才霞: 「後は地上かぁ……」 トレミー: 「まぁ、まだ原理がわかってないから、その究明しないと気が済まないけどね!」 才霞: 「私もこげこげかっぱにされたお返しをしないと気が済まないからねっ」ふんすふんす 麗華: 「このカードを落としたからには……最後まで始末するのがLord Whiteよ」 才霞: 「で、黒幕はどこからくるんだろう……」銃を取り出し警戒態勢 矢千代: 「ふむ、どうしたものかの……少し様子をみるか」 麗華: 「立ち入り禁止看板手前に張り込めば……」 才霞: 「張り込みかー……その間にちょっと休めそうだね」 トレミー: 「ここだと様子みされそうだし」 麗華: 「みされそう?」キョトーン 才霞: 「みされそう」 トレミー: 「ようすみ されそう! ……ま、敵の罠があるかもしれないし、結局は逃げたほうがいい」 麗華: 「そうね……」 トレミー: 「貼り込むかどうかは……っていうかまず地上に出て状況が改善されてるか、確かめないと」 トレミー: 「地底だけ問題解決したらそっちは喜べないんでしょ」 麗華: 「それもそうか……。分担が要りそうね」 トレミー: 「いや、仮に見つかった時、分担してて勝てるかどうか、わかんないよ?」 才霞: 「別れて各個撃破されたらどうしようもないしねー……時間かかりそうだけど、一緒に行動した方がいいよ」 トレミー: 「この部屋に入るための仕組みが、犯人に作られたものなのか、最初からあったものなのかはわからないけど……前者なら私達4人束にかからないと危ないかも」 トレミー: 「入るための仕組み……っていうか罠ね」 才霞: 「どうせ黒幕はこっちを探してるんだし、いつかは会うでしょ」 矢千代: 「出来ればそのまま犯人を捕まえるところまで行きたかったのだがの……」 トレミー: 「ご丁寧にカード置いてったわけだし」 麗華: 「地上の様子を見る間は切って、ここはこの場所に集中したいと思うの」 トレミー: 「つまり、地底にいたほうがいいと?」 麗華: 「事件は地上と繋がっている。なら、来てからたどればいい話」 才霞: 「んー……じゃあここで張り込みだね。私はちょっと休憩……」ぽふっと座り込んで トレミー: 「んー……ま、こういうのはそっちの経験の方が上、と見るか」(そのへんに座り込む 麗華: 張り込み体制に入る 才霞: ちなみにここまでで何分ほどたったのかしら GM: 10分くらいで。 才霞: ういうい トレミー: とりあえずどのくらい待つの? 矢千代: 「むぅ、情報が足りない……動くに動けないぞ」 トレミー: 「受けすぎて攻められないんだよねぇ。ムシャクシャするよ」 麗華: 「受けきって、相手の憔悴を待つ。これもひとつの方法よ」 才霞: 「このままずっとここにいるわけにもいかないし、どのぐらい粘ろうか?」腕時計を見つつ トレミー: 「1時間位じゃない?」 才霞: 「じゃあ、のんびり張り込もうかー……」ごそごそとリュックから、キューカンバチップス(味噌味)を取り出してパリパリ 麗華: なにげに旨そうな件 GM: では1時間経過…… GM: 霊力は回復しますが、次第に部屋も明るさを取り戻してゆきます。まだ少し薄暗いですが、視覚ペナルティが無い程度には見えます。 トレミー: 「……何の反応もない。人も来ないってことは……ここはあんまり関係ないのか?」 矢千代: 「む、また明るくなってきているな……」 そういうこと? 麗華: 明るさの源は? GM: 分かりません。 トレミー: 「……もう我慢できない、地上に行くよ」 麗華: 「さっきの球体とは別の光源……?」 才霞: 「げ、何かやな予感……上に行ったほうがよさそうだね」チップスの袋をくしゃくしゃして、リュックにぽい 麗華: 「とりあえず私も出た方がいいと思うわ。これでは来ないか……」 矢千代: 「うむ、そうだな……」 才霞: 「上で黒幕が直接暴れてたりしたら厄介だしね。行こっか」立ち上がり トレミー: (ささーっと飛んでいく) 才霞: ぽぴゅーっと飛んで行こう Ⅱ ~太陽の畑~ 4人が地上に出ると、太陽は既に沈もうと傾いているところであった……片方は。 おそらく新たに出現したであろうもう一つの太陽は沈む気配を見せず、それどころか更に高く昇っているようにも見える。 トレミー: 「……地底と別の場所に要因があったわけだ。そりゃこっちに来ない……」 麗華: 「中継地点の異常で釣れると思ったんだけれど……」 才霞: 「氷山の一角を潰したぐらいじゃ動じないって事か……もしくは気がついてないとか」 トレミー: 「むしろあっちが中継だったって可能性も」 麗華: 「前者だと思うわ。おそらくは」>才霞 トレミー: 「地上のエナジーを地底に写してるだけなら、全くもったいない。逆に捉えてたこっちのミスか!」(悔しそうに 矢千代: 「むむむ、これは失敗だ……今からでも間に合うか?」 トレミー: 「アレが後何時間でどうなるか、なんて計算は興味がないよ」 才霞: 「どうしようか、このままアレを眺めてるわけにもいかないし何とかしなきゃ……」 トレミー: 「ありそうな場所……ありそうな場所……」 矢千代: 「……アレを直接潰しに行けばいいのではないか?」 トレミー: 「距離がわかんない……つまり、こっちの攻撃届くかどうかわかんないから、壊した時の影響もどうなることやら」 才霞: 「……ちょっとここから試してみようか」 トレミー: 「破片飛び散って幻想郷消滅、とかリアルでごめんだからね?」 才霞: 「その時は、お弁当箱先生が何とか……ダメ?」銃を仕舞い仕舞い 麗華: 「トレミー。……今朝、西の方からも光が差してたって、今朝会ったときそう言ってなかった……?」 GM: 感覚+ 感知/視覚 を振ってみてください。目標値は18。 (ダイスロール) 才霞 8+3+10(3D6 5 2 3) = 21 才霞: どやぁ トレミー: 「……いってたかも (ダイスロール) 麗華: 9+2+11(3D6 3 6 2) = 22 一応感覚感知 (ダイスロール) トレミー: 8+15(3D6 6 5 4) = 23 感知はない…… トレミー: 出目のお陰で上手く行った (ダイスロール) 矢千代: 5+6(3D6 1 2 3) = 11 GM: やちよちゃん…… 矢千代: ぎりぎりっ 才霞: 一二三、倍付けっ……! GM: どうやら、日光は北西に行くにつれて強くなっているようです。 矢千代: む、これならとりあえず遠見はいらないか トレミー: 「……北西。前回日光の照射量が少なかったのは北……あやしい」 麗華: 「南側に集中していたけれど、どうにも西側の方が本命だった……とは考えられない?」 トレミー: 「迷っててもしょうがない、行ってみりゃ分かる!」 麗華: 「それこそ、西から少しずつ北に黒幕が"移動している"……とか」 トレミー: 「ただでなく一時間待たされてるんだ……じっとしてらんないよ」 麗華: 「そうね、西へ。北西へ」 矢千代: 「む、そっちが怪しいのか?」 一人だけわかってない 才霞: 「北西へごー!」ぴゅーっ GM: 北西に向かうと……もう判定なしで分かりますね、霧の湖が光っています。 才霞: 「あそこかーっ」ぴゅーっ 矢千代: 「むぅ、こんなことになっているとは……」 才霞: 「誰もいないみたいだし、突っ切っていいんじゃないかな?」 麗華: 「もう少し突っ込んで調べてもよさそうね」 トレミー: 「動かないとダメだよね」 矢千代: 「だれもいないのなら……まずは光源だな」 どこにあるのだろう 才霞: 「よーし、水の中なら任せろーっ」ばりばり 麗華: 「まぁ、水と言えば河童よね……」 GM: 霧の湖の方は、霧が光を乱反射してなかなか凄いことになっています。 才霞: 湖に飛び込んで光ってるのを調べに行くよ! トレミー: 「ふむ、水を生かした乱反射、前から考えてた技をこうもあっさり実現されると悔しすぎて逆になんとも言えないね」 GM: では、霧の湖へ移動ということで。 Ⅲ ~霧の湖~ 湖面からの光に照らされ、辺りに漂う霧はキラキラと輝いている。そこには、幻想の郷にふさわしい神秘的な光景が広がっていた。 才霞: 「じゃあ、調べてくるね。何かあったら後は宜しく……」 トレミー: 「頑張れー」 才霞: 「えいっ」慣れた様にどぽーんと水に飛び込んで、ぶくぶくと光ってる何かを探すよ GM: 辺りを見てみると、湖の中央辺りの底が光源になっているのが分かります。 才霞: 「あそこだっ」少しずつ近づいてみよう GM: 障害物を無視して光が放たれているのですが、どうやら底の地面に亀裂が走っているようで、そこから一際強い光が漏れ出ているようです。 才霞: 「うー……ええいっ、ここまで来たらもう、見ちゃうっ」もう近くで見ちゃおう GM: 泥と光に阻まれて底の方はよく見えないです。 才霞: アナライズしたいけど、触りたくないなー 才霞: 何か泥とかに異変は無い?熱とか、いかにも触ったらまずそうな感じとか GM: 感覚+ 感知/視覚 でどうぞ。 (ダイスロール) 才霞 8+3+11(3D6 3 3 5) = 22 GM: 特にそんな感じはしません。 才霞: 「あうー……もう、一回罠にかかったなら二回目も一緒……だよね…………えーいっガリレオ君一号、ゴーっ!」底にある光源に手を突っ込んでアナライズだっ GM: 発動判定をどうぞ。 (ダイスロール) 才霞 8+1+1+7(3D6 2 1 4) = 17 才霞: アレすぎるので刻符 (ダイスロール) 才霞 8+1+1+11(3D6 1 6 4) = 21 GM: 底にはどれくらい手を突っ込みます? 才霞: 泥以外の何かに触るまで GM: 了解しました。では…… GM: 才霞の手が、突然空を掴みました。同時に、術の効果が瞬時に分かります。 GM: [禁則結界:水]が張られているようで、底の向こうに空間があるようです。 才霞: 「むぐむぐ、それじゃなくて、もっと奥のほうのー……」ええい、ここまで来たらさらに手を突っ込んでくれるわ。刻符使っちゃったからひきさがれない…… GM: 流石に泥と地面を掻き分けるのは骨が折れそうですが……突破するなら身体+ 運動 の判定を行ってください。 (ダイスロール) 才霞 4+2+7(3D6 5 1 1) = 13 才霞: だめだこりゃ 才霞: さすがにもう一個つぎ込むのはちょっとなー……どうしよっか GM: どうします?(わくわく 才霞: ここは意見を聞こうっ トレミー: グッドラック! 矢千代: きびちい 才霞: 「うぎぎぎ……」ぐいぐい、と奥まで手を突っ込もうと格闘中 GM: がむしゃらに突っ込んだ才霞は努力の甲斐あってか何とか泥の中に潜ってゆくことができます。そして―― GM: 身体が泥からすっぽ抜けた感覚。次の瞬間、眼前には光を帯びた跳ね戸。 矢千代: oh... 才霞: 「わっ!?」 GM: 跳ね扉にぶつからないように留まるなら身体+ 回避 の目標値20でございます。 (ダイスロール) 才霞 4+5+15(3D6 6 5 4) = 24 才霞: やったっ勝ったっ仕留めたっ 矢千代: いい出目っ トレミー: 良い回避だ! GM: お見事。 才霞: 「二度も触らなーいっ!」水を泳ぐかの様にアクロバット回避っ 才霞: 「ふぅ、危なかった……さて、みんなを呼ぼうか。ぶつからないように注意も忘れずに……」無線連絡は大丈夫だよね? GM: 大丈夫です。 才霞: 「これこれしかじかの、かくかくうまうまだから、気をつけて来てねー」ぷつっと無線機の電源を入れて 麗華: 「水底にそんなものが……!」 トレミー: 「……だって」 麗華: 「水の中でしょ?」 矢千代: 「来てねーと言われても……どうやって行けばいいと?」 水とか最悪です! 才霞: 「え、あ、そっか……みんなほとんど泳がないんだっけ……でも、来ないと黒幕叩けないよ?」通信中 矢千代: 「ほかに通れそうな通路とかはないのか?」 最下に無線で聞いてみよう 才霞: 「うーん……ちょっと調べてみるね」辺りを見渡してみよう 才霞: どこか別の道はないかしら? GM: 地面を軽く石で固めた狭い空間で、天井は土のままです。真ん中の床には先ほど激突しそうになった跳ね扉があります。横には人一人が入れそうな横穴が空いています。 才霞: 「うーん、横穴みたいなのがあるね……ちょっと外に出られないか調べてみるよ」横穴を進んでみよう GM: 横穴は緩やかに上に向かっており、湖を迂回して外へと通じているみたいです。ただ、土が半ば泥となっており、何かしらの方法で崩れないようにしないと通るのは危険そうです 才霞: 「これこれしかじかなんだけど……何かいい方法ないかな?」通信中 トレミー: 「んー……」 麗華: 「通路の泥が危ない……となると……」視線の先に矢千代。 トレミー: 「とりあえず、その場所まで行ってみないことには」 矢千代: 「出口がどこだかわかれば……ん?」 視線に気がついて 才霞: 「何とか私の位置が分かんないかな?私もここを通るのは危なさそうだし……」 麗華: 「ま、まぁ通じる穴が見つかったらの話よ」小声で矢千代に。 トレミー: 「(気合で潜らせようとしたとかさすがにないよね)詳しい場所を聞かせて。いってみる。移動する方向からざっとした場所はわかるでしょう?」 才霞: 「んーと、大体……」説明に判定はいる? GM: いえ、必要ないです。 才霞: 「これこれしかじかの、かくかくうまうま」 GM: 説明を元に通路の入り口を探すなら感知+ 探索 で目標値18です。 トレミー: 「わかった」 麗華: 「了解」 麗華: 探索なしはペナ? GM: ペナルティは無しで。 矢千代: 「ふむ、それならなんとかなりそうだの」 (ダイスロール) 麗華: 9+8(3D6 6 1 1) = 17 では感覚のみ (ダイスロール) トレミー: 8+9(3D6 2 5 2) = 17 トレミー: なんでw 麗華: 来たな一足りない軍団 矢千代: なん…… (ダイスロール) 矢千代: 5+10(3D6 1 4 5) = 15 GM: これはひどい トレミー: 哀しみ! 麗華: いちたりない軍団ができた 才霞: よいこの刻符たいむか…… 麗華: 刻符使います。 トレミー: ガンバルノデス 矢千代: いやいや 麗華: ん? 矢千代: 遠見でなんとかなる気がしてきた 麗華: それなら矢千代さんに見てもらってもいいかと思った 才霞: 遠見あるなら何とかなりそうね 矢千代: 最悪近道か適応 矢千代: 「……才霞よ、どこにあるかわからんぞ」 才霞: 「えー?いい?もう一回説明するよ?これしかかくうま」 トレミー: 「説明があやふやで推理できない」 麗華: 「それらしいところにはいるはずなんだけれどね……」 矢千代: 「……いいや、ちょっと待て……」 遠見使って良いですか? トレミー: 「探偵じゃないから推理って言うほど高尚なものではないけど」 才霞: 「えっ、なにこれわたしのせい?」 GM: 遠見どうぞ (ダイスロール) 矢千代: 9+5+6(3D6 1 3 2) = 20 矢千代: ヒューッ 才霞: このダイス一二三賽じゃなかろうな GM: では、底の方へ視点を飛ばして抜け道を辿ることで……判定は不要ですね、草むらにカムフラージュされた抜け道の入り口を発見できます。 矢千代: 「よし、ちゃんと外に続いていたようだの。こっちか」 入り口へ移動移動 トレミー: 「あ、本当だ」 麗華: 「そっちだったんだ……」 才霞: 「うぅ、この扱いったら……」ぐすん トレミー: 「状況説明を上手くするように」 才霞: 「私のせいじゃないと思うのに……うぅ」いじいじ 麗華: 「最終的に見つかったなら万事セーフ。問題はここからなんだから」 トレミー: 「崩れないようにどかさないと……レーザーぶっぱなしてみる? 才霞: 「私を落盤で生き埋めにさせない程度にしてよね」 矢千代: 「ふむ……泥も消してしまえば良いのではないか?」 麗華: 「消すにも、これはきりがないと思うけれど……」 矢千代: どれくらいあるんだろう…… GM: それなりの長さはありそうですが、100mもない程度です。 麗華: 「うまく乾かせばある程度固まるかな?」 トレミー: 「乾かして掘る形?」 トレミー: 「んー……レーザーぶっぱは無理っぽさそう」 麗華: 「掘る?」 トレミー: 「しかないけど、長いのをちょっとずつ? GM: 知性+ 自然知識 目標値18でヒント。 麗華: 自然知識ない GM: 専門は 地学知識 で。 (ダイスロール) トレミー: 11+16(3D6 5 5 6) = 27 へい トレミー: 余裕 麗華: クリティカル様だ GM: これはひどい 矢千代: クリティカル様なら仕方ないな 才霞: ダイス運を分けてほしいのう トレミー: 素で7以上とか目をつぶってもいける数字なんですがねぇ(笑) GM: 土属性の[流動]でうまく土を支えながら進めば安全に進めそうです。 トレミー: 「……土使えるの上手い人がやればいいんじゃない?」 麗華: 「となると……矢千代の出番?」 矢千代: 「むぅ、私か……あれは疲れるのだがなぁ……」 矢千代: 神事使うなら近道の方が良いようなきもするけど…… トレミー: 「生き埋めよりいいじゃない」 GM: 確かに近道でも可ですね。 才霞: どっちにするのかしら 麗華: 術者に任せる。 才霞: 近道か、流動今のお気持ちは、どっち!? トレミー: BET 近道 矢千代: 近道かな トレミー: YES! 矢千代: とりあえず神事発動しましょう (ダイスロール) 矢千代: 9+5+11(3D6 2 5 4) = 25 GM: 成功ですね。移動速度に5m/s追加です。 矢千代: 「よし、これで通り抜けられるだろう」 麗華: 「そうこなくっちゃ」 トレミー: 「どもどもー 才霞: 「待ってるよ~」 矢千代: 「だがだいぶ疲れが溜まってきとる……後はよろしく頼むぞ」 霊力があぶない 麗華: 「これ以上足は引っ張らないつもりだから。大丈夫よ」 トレミー: 「戦闘になったら任せて」 才霞: ちなみにさっきの張り込みからどのぐらい経ってるのかしら GM: 30分ほどで。 才霞: ういういー 矢千代: 「うむ。才霞がまっているし、先にすすむかの」 麗華: 「もうひとつの光源……今度こそ……」 トレミー: 「さっさと何とかしないと、もう眩しくて目がやられそう」 GM: では、地下道を進むということで? 矢千代: ですね 麗華: 才霞に合流しに行く GM: では、一行は狭い地下道を高速で駆け下りてゆきます。 才霞: 体育座りで待ってよう トレミー: すすー 麗華: すいすい GM: ものの数秒で、眩い光とともに終点に辿りつきました。速い。 才霞: 「やっとついたねー……待ちくたびれたよ」 トレミー: 「地底暮らしでも生き埋めは嫌なもんだよ」 麗華: 「今度こそ、黒幕と対面できるでしょうね」 才霞: 「扉の奥にいると思うよ……さっさと終わらせちゃおう」 第四章へ続く